特派員サービス

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復活ノート

「特派員サービス」
NHKテレビは、日曜日の早朝などに、農業の番組を放送しています(これからは、民放も、NHKだけに任すのではなく、「家でできる野菜作り」などを、「安全・健康・おしゃれ」という視点から作っていけば、どうでしょう)。
NHKの番組の中で、その地方の特産やトピックを紹介するのは、「特派員」と称する、その地方のおじさん、おばさんです。
農作物を作っている人にインタビューをするのも、NHKのアナウンサーではなく、そのおじさん、おばさんです。棒読みをするのが、味わいぶかいということでしょうか。
ここでは、その「特派員」を社会のいろいろなところに派遣しましょう。
女子高校生を、アドバイザーとしているファッション会社などがありますが、各世代の「特派員」を採用します。
たとえば20代の男、80代の女が、生活で感じていること、友達から聞いたことなどをレポートしてもらいます。
そこから、社会のニーズをつかむのです。
こんなことがあればいいとか、こんなものがほしいと思っていても、有名なマジックテープの発明や、男用の下着の開口部の工夫などのように、一人で商品化する人は少ないでしょう。
商品化には、継続した努力や費用がかかるからです。
「特派員サービス」を通じて、考えていることと、商品化することを分けるのです。
もちろん、それが商品化された場合、その利益をどうするかが、「特派員サービス会社」の腕の見せどころです。
お笑い番組の一つに、「精米できる自転車」や「雨を感知すると雨宿りをする物干し竿」などが出てきて、私たちの笑いを誘いますが、それらを考えた人は、最初から「お笑い」で考えたようには思えません。大金を夢見たはずですが、多分ポイントがずれているのでしょう。
「特派員サービス」」は、社会からポイントを集め、ポイントを提供するビジネスです。
たくさんのメーカーが、会員になってくれるはずです。