勝負

   

今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~

「勝負」
大谷はすごいな。日本にいたときは、ライバルとゆわれていた阪神の藤浪のようにフォアボールが多くて、アメリカに行って通用するのかと思うていたが、制球とすごい変化球も身につけた(野茂やダルビッシュなどうまくいくのもいるが、藤川や松坂などのようにケツを割るのも多いからな。契約金ドロボーとゆわれている)。
しかも、一二を争うホームラン数なので、ベーブ・ルースの再来とゆわれだした。
しかも、子供へ丁寧にサインしたり、グラウンドに落ちているごみをさりげなく拾うたりするので、神としか考えられんや(塁に出たら、ライバルの選手や審判までがちょっかい出したり、挨拶をしたりするんやからすごいもんや。ただ、評判が落ちたらどうなるんやろと心配や)。
ぼくも、毎日youtubeなどで大谷を観てしまう。プロ野球でこんな気持ちになるのは何十年ぶりや。プロ野球が開幕すると、とりあえず阪神を応援するのやけど、例年最初の3,4試合で今年は終わったとプロ野球に興味がなくなる。
今年は、佐藤が入団したこともあってか2位と10ゲームの差ができて、関西は尼崎の商店街のような雰囲気になっていたけど、最近勝てなくてなってきて、「巨人の足音が聞こえてきた」と書かれるようになった。
ぼくにっては、これでおしまい。テレビで見ることもなし、結果を見ることもない。もちろん、球場に行くこともない。20何年年前は、連敗しても心配はなかった(
阪神電鉄にいた先輩を通じて20何万円でシーズンチケットを買うたので、行きたいときに行けた)。
そうゆうわけで、プロ野球は興味がなくなったけど、スポーツは多いから困ることない。
サッカーやバレーもおもろいけど、個人スポーツのほうが興奮する。ボクシング(井上尚弥は圧巻やけど、村田諒太はどうしたんやろ)、それに、ゴルフ、マラソン、相撲などは、一人で戦うから、応援に力が入る。
しかし、今年に限ってゆえば、勝つか負けるの勝負で一番おもろいのは、そんなスポーツではなく、オリンピックが開かれるか中止になるかの戦いや。これはおもろい。
あのー、まだオリンピックが開催されるかは決まってへんで(決まったのは開催されたら、競技場に何人入れるかだけや)。
今は開催山と中止海が、土俵上でがっぷり四つに組んでいるところや。開催山は、戦う前に、「どのような状況になったらやめるのか」と聞かれても、「国民の安心安全を守る」としか答えずに時間稼ぎをするだけやった。
背後には、「ぼったくり男爵」とゆわれているバッハ(ドイツでも金しか考えていない男と思われているそうな)が、「はったり男爵」とゆわれているコーツを早々と日本に送りつけて、JOCが弱音を吐かんように見張っている(この男、最初は「開催は無理でしょう」とかゆうていたけど、金で目がくらんだな)。クーベルタン男爵はどう思うているやろ。
そして、IOCよりはるかに権威があるWHOも、「やったらええがな」とゆうているし、欧米の首脳も参加するとゆうたので、開催山は中止海をこのまま土俵際に追い詰めるように見える。
しかし、おっとどっこい。最近、インドやブラジルだけでなく、インド型のデルタとゆう変異種が出てきて、オリンピックどころやなくなりつつある(イギリスやオーストラリアではロックダウンするところもでてきた)。
もしアメリカがオリンピック不参加とゆうたら、開催山はどうするのかな。
そして、日本でも、デルタのクラスターが兵庫県で初めて出た。すでに、ウガンダの選手二人と、すでに日本に来ているオリンピック関係者4人の計6人がデルタ感染が出ている。
前回(1964年)の東京オリンピックは印象が強い。田舎の中三やったかた、社会のことはようわからんかったけど、学校でもすごかったな。毎日、「オリンピック、オリンピック」とゆうていたような気がする。
おかげで、重量挙げの真似をして、100キロまで上げられるようになった(鎖骨のところで止めてから挙げるやつ)。職員室で先生が観ていたので、日頃行かない生徒が詰めかけていた。
オリンピックがすんだあとは、写真展覧会や市川崑の記録映画が日本中回った(当時のソ連の女子砲丸投げのタマラ・プレスが砲丸をもって構えたときの腋毛が夕日で光っていたのを覚えている。
今回はあんなオリンピックのようにみんなが待ち望んでいないもんや。IOCの組織はそう変わっていないかも知れないが、IOCでもJOCでも、金が個人の懐に入るようになってしまったんやな。
オリンピックのためにとゆうことだけでワクチン接種はしたくないが、小林製薬が「コロナにはコロニン」とゆうワクチンを作ってくれたら予約を取ることにするか。

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