国作り

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復活ノート

「国作り」
今頃は、外国に家を持っている、あるいは親戚・知人がいる人はいざというときのために準備をしているのでしょうか。うらやましいかぎりです。
私の場合は大阪南部に自宅がありますが、地震や津波あるいは人災が起きたときは兵庫県の田舎に実家に避難することができます。そう思うと少し楽になります(スケールが小さいですね)。
日本は若い人々にとって夢が持てない社会になりつつあります。それは出生率・出生数にあらわれています。昨年は100万人を切ったそうです(私が生まれた昭和24年は、父親が復員してきたこともあって、250万人だったそうです。これも困りましたが)。
とにかく、夫婦の夢の中心である子供が少ないのは憂慮すべきことです。
バブルのときは、子供がいると生活が楽しめないので作らないという夫婦がいましたが、今は、作りたくとも作れないという状況になっているように思われます(待機児童の問題は解決していませんし、習い事などに莫大な費用がかかるようです)。
政治はここを原点に進めてもらいたいものです。いや、この道筋を作らなければ国は成りたたなくなるのです。
それとは別に、息苦しくなった国を離れて、自分たちで国を作って思うままに生きたいと思っている人は多いはずです。
ただ、世界はテロや新モンロー主義(自国だけを考える傾向)の台頭で、どこの国も、外国人をそうそうそう簡単に住まわせてくれません。
そこで、資金もない庶民でもどこかの国で住めるようにするサポートサービスを考えました。
地球は小さくなりましたが、世界は広いです。押しつけられた枠組みに取らわれたくない国はあるはずです。面白いと言って土地を貸してくれるでしょう。
しかし、地代もいりますし、光熱費もいります。また貸してくれる国に貢献しなければならないこともあります。
まず、同じ願望を持っている人たちと連絡を取って、どうして自分の国を離れて、新しい国を作りたいかを聞きます。
さらに、土地を貸してくれる国や自分たちが作る国に対して何ができるかを聞きます。
いくらお金を持っていても、技術を含めた労働を提供することが原則です。
汗と涙で国を作り、家庭を作る。これは人間の最高の生き方です。
このままでは、世界は国というものによって滅びてしまいますから。