「 長編」 一覧
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シーラじいさん見聞録
2017/04/16
シーラじいさんはカモメからの報告を受け、みんなを集めた。「オリオンはまだ十分回復していないはずだが、クラーケンがまだいると見て、オリオンを使おうとしているのじゃ ...
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シーラじいさん見聞録
2017/04/15
「おい、ペルセウス、クラーケンががいるぞ」という声が聞こえた。ペルセウスは振りかえった。友だちだ。それに、仲間もいる。 「どこにいる?」、「かなり下だ。ぼくらが ...
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シーラじいさん見聞録
2017/04/14
数日後、研究所の会議が行われた。ただ、こういう状況になってから、以前のように純粋に学問的なテーマについて話しあうことは少なくなり、各国の政府関係者や軍人が中心と ...
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シーラじいさん見聞録
2017/04/13
カモメに気づいたイリアスは、すぐに窓を開けて、「オリオンはどうだった?」と聞いた。カモメはうなずいて、うれしそうに鳴いた。 飛んできたアントニスも、「ありがとう ...
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シーラじいさん見聞録
2017/04/12
友だちは意味が分からなかった。 「ほら来たぞ」ペルセウスはそう言って、「こちらに来てください」と叫んだ。 どこからか2羽のカモメが近づいてきて、二人にの前に止ま ...
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シーラじいさん見聞録
2017/04/11
その話を聞いてイリアスは興奮した。「ぼくが書いた本のように助けようよ」 「おまえの気持ちはわかるが無理だ。監視カメラがあるし、換気孔は小さいから、そこからオリオ ...
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シーラじいさん見聞録
2017/04/10
「信じられない」マイクは頭を振った。 「ぼくらは、クラーケンからそれを何回も聞いてきました」 「どこかの国が操っているのではないかと考えていた」 「もしそうなら ...
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シーラじいさん見聞録
2017/04/09
ペルセウスは、ヘリコプターの轟音の下で、「おいおい、これはどうしたんだ!」と叫んだ。 「またクラーケンが来やがったか」 「クラーケンて?」最近話をするようになっ ...
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シーラじいさん見聞録
2017/04/08
「まちがいありませんか?」リゲルは大きな声で聞いた。 「まちがいありません。ここで仲間になったものが、見たことがないほどの数でこちらに向かってきていると教えてく ...
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シーラじいさん見聞録
2017/04/07
アメリアを中心とした連合国が協力した治療が行われた結果、オリオンは驚くべき回復を見せていた。 すぐにでも泳がしてみようかという話が出てきたほどだ。 オリオンは、 ...