「 シーラじいさん見聞録 」 一覧
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シーラじいさん見聞録
2017/02/17
「ひょっとしてクラーケンは宇宙人じゃないのか」アントニスが叫んだ。 「アントニスらしいな」アレクシオスが言った。 「知能が高い宇宙人なら、ニンゲンの言葉がわかる ...
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シーラじいさん見聞録
2017/02/16
しばらく行くと、リゲルたちがいるのが見えた。急いで近づくと、すでにシーラじいさんもいた。 「いや、遅れました」アントニスはあわてて言った。 「いやいや、わしらこ ...
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シーラじいさん見聞録
2017/02/15
アレクシオスは、あわてて振り返った。すぐ近くに何かいる! 「マグロか!」アレクシオスが叫んだ。「そうだよ。ペルセウスというのだ。比較的体が小さいので、いつも先回 ...
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シーラじいさん見聞録
2017/02/13
ペルセウスは子供にぶつかりそうになりながら、「オリオンを知っているのか!」と叫んだ。子供はペルセウスの勢いに気圧されたのか、「はい。一緒にいました」とあわてて答 ...
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シーラじいさん見聞録
2017/02/12
オリオンは、5,6メートル離れている子供を見てから潜った。子供も、背中を見せていたが、それに気づいてすぐについてきた。 「きみにお願いがある」オリオンは小さな声 ...
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シーラじいさん見聞録
2017/02/11
その出版社は、「エリニカ」といって、絵本が専門ではなく、海に関する本を得意としているとのことだった。 アント」ニスは、翌日早くアレクシオスに電話した。「編集長が ...
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シーラじいさん見聞録
2017/02/10
「しかし、大人たちは、時々どこかへ連れていかれるが、そのまま戻ってこないものがいるんだ。きっと殺されている」子供は声をひそめた。 「ニンゲンはぼくらを殺さないよ ...
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シーラじいさん見聞録
2017/02/09
2人は、クレタ島最大の町イラクリオンに向かった。ホテル代を節約するために、バス停で一夜を明かした。 そして、何回も乗りついで、3日後ようやくイラクリオンに着いた ...
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シーラじいさん見聞録
2017/02/08
「どんなことでも」2人は緊張して答えた。 「それでは、テレビ局や新聞社に連絡をして、溺れているときに、イルカに助けられたが、 ニンゲンがそのイルカをどこかに連れ ...
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シーラじいさん見聞録
2017/02/07
「イリアスがよくがんばってくれた。心からお礼をする。でも、病気は心配ないのか」 アントニスは、シーラじいさんの話をイリアスに伝えた。 「『大丈夫です。アントニス ...