「 長編」 一覧
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田中君をさがして(4)
2016/04/05
いろいろ冒険小説を読んだけど、主人公の家のことはあんまり書かれていないか、冒険が終わったときに、小説が終わることが多い。主人公の家族は、どんな気持ちで、待ってい ...
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田中君をさがして(5)
2016/04/05
とにかく、知らなくてもいい言葉があるのは、パパには、納得できなかったが、使うのに注意しなければならない言葉があるのは、よくわかっていた。 パパの話では、それ以前 ...
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田中君をさがして(6)
2016/04/05
どちらにしろ、パパも、ぼくに、子どものときのことを言って、なんだかうれしそうだった。 こんなことでも、パパの役に立ったかもしれない。 あるとき、親戚が集まったと ...
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田中君をさがして(7)
2016/04/05
それを、大人になっても、わからない人が、なんと多いことかと嘆く。 また、パパの話では、注意しなければならないのは、「見る」ということは、ひじょうにむずかしく、人 ...
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田中君をさがして(8)
2016/04/05
それで、独身の鈴木さんは、ぼくの家によく来る。ぼくのことは、何でも知っているので、 ぼくが動揺しているのを感づいたかもしれない。 ママは、「悠太は、心が顔に出る ...
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田中君をさがして(9)
2016/04/05
国は、もう古い仕掛けなんだ。いや、古い仕掛けにしなくてはならない。 恐竜が絶滅したのは、隕石が地球にぶつかってからとも、大きくなりすぎたからとも言われている。 ...
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田中君をさがして(10)
2016/04/05
パパは、門の扉を引っ張ると、ガタッと開いた。僕のほうを見た。 「パパが、この前来たことがあるからな。そのとき、かぎをはずしておいたんだ」と、小さい声で言った。道 ...
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田中君をさがして(11)
2016/04/05
それから、2,3日して、パパは、こんな紙を持ってきた。 そして、「これを、おまえの友だちに渡してくれないか」と言った。 武田小学校の諸君! ゲームを捨てて町へ出 ...
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田中君をさがして(12)
2016/04/05
先生が、急に倒れて、仕事ができなくなったのだ。町の大きな病院に入院したのだと、近所の人が言っていた。 看護婦の金田さんが、パパの家に、挨拶に来たかもしれないと、 ...
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田中君をさがして(13)
2016/04/05
すると、あの「穴」がある先生の家に前に行きたくなった。また、戸をさわると、鍵がかかっていなかった。 今度も、ドキドキはしたが、前のように、心臓が口から飛び出るよ ...