「 長編」 一覧
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シーラじいさん見聞録
2017/05/09
カモメは飛びたった。深く潜れば、早く進めるのだが仕方がない。どこにカモメがいるかすぐにわかるように海面近くを進んだ。 1時間ほど進んだとき、カモメが下りてきた。 ...
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シーラじいさん見聞録
2017/05/08
カモメの仲間は増えつづけていた。シーラじいさんたちについてきた10羽のカモメは、見張りを続けながら、途中出会ったカモメに声をかけた。「ニンゲンは、戦争を起こそう ...
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シーラじいさん見聞録
2017/05/07
情勢は厳しくなっていった。世界はアメリアとチャイアを頂点とする二つに分割されていたが、少なからずの国が争いは止めるべきだと思っていた。 しかしながら、争いから距 ...
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シーラじいさん見聞録
2017/05/05
ダニエルは相手が出るのを待っていたが、「だめだ。出ない。取材に追われているのだろう」と言ったとき、イリアスが「カモメだ!」と叫んでベランダのほうに走った。そして ...
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シーラじいさん見聞録
2017/05/04
ベラがすぐにシーラじいさんを呼びに行った。 シーラじいさんは上がってくると、みんなも集まった。ミラはすぐに今見てきたきたことを話した。 ミラが話しおえると、リゲ ...
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シーラじいさん見聞録
2017/05/03
その日の昼から事件は大々的に報道されはじめた。 それによると、衝突の原因は調査中だが、アメリアを中核とした同盟国は北大西洋で軍事演習をしていたとき、北極の資源探 ...
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シーラじいさん見聞録
2017/05/02
所長はマイクの考えを理解した。「きみが言うとおりだ。オリオンに何か起きるかもしれないし、今度の事件でわかったが、どこにスパイがいるかもしれないからな」 「それと ...
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シーラじいさん見聞録
2017/04/30
オリオンも緊張してドアのほうを見た。ドアが開き影が二つあらわれた。 どちらも緊張しているのがわかった。年配の男と若い男だ。若いほうはジョンだ。マイクの友だちだ。 ...
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シーラじいさん見聞録
2017/04/28
ミセス・ジャイロとジムは、何回も木にぶつかったり、こけたりしながら、ようやく車に乗りこんだ。 そして、あたりの気配を見た。誰もついてきていない。確かにヘリコプタ ...
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シーラじいさん見聞録
2017/04/27
カモメは、大勢の仲間を集めていた。何としてもみんなの期待に応えたかったのだ。 しかし、動きがまったくなかった。オリオンは、どこにいるかわかっているが、換気孔から ...