
戦争
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復活ノート
「戦争」
インターネットは生活を変えましたね。家から1歩も出ないで、買い物から役所関係のことも、すべてできます。
また、一瞬にして世界のことを知ることができるし、自分の考えを伝えることができます。
それはすばらしいことですが、情報が洪水のように溢れてきますから、頭の中も、「IT化」しないと、情報にふりまわされて、自分を忘れてしまいそうです。
それはともかく、インターネットやGPS、あるいは、ある種の洗剤は、アメリカの軍隊から出てきたようです。
戦争をするとき、作戦を伝えなければなりませんし、仲間がどこにいるかも知らなければなりません。
インターネットやGPSなら、瞬時にそれができます(ある種の洗剤とは、アムウェイが扱っているようなものですが、死んだ兵士の体を払ったり、臭いを消すために考えだされたのです)。
それは最近のことではなく、エジプトやローマの時代から、どうしたら戦争に勝てるかと軍人が叡智をふりしぼってきました。
中学生とき、「必要は発明の母だ。戦争にはこんないいこともある」と言う教師がいましたが、核兵器から生まれた原発はどうでしょうか。
日本の産業が低迷しているのは、戦争をしなかったからだというのは悪い冗談ですが、何か慢心したところがあったからかもしれません(また、戦争の話ですが、日本の軍部が物事を客観的に見ていたら、戦争など起こさなかったはずです。勝てる要素がなかったのですから)。
今後は、どこの国も戦争は起こせませんが、それなら、国や企業はどうしたらいいでしょうか。
宇宙人との戦争は、かなりの確率でないようですが、温暖化との戦い、エネルギー確保の戦いは、人類生存という大義がありますから士気が高まっているはずです。
私たち中小企業経営者も、ライバルとの戦いをしてきました。その間、紆余曲折がありましたが、今のところ負けたということです。
負けても、目に見えるもの、見えないもの問わず戦利品があれば、復活はそう遠くはないでしょう。
私は、慢心しすぎて、負けてしまいました。「金に困ることは一生ないだろう」などと思っていたのですから。
負けたことがわかったときは、慌てふためいて逃げてきましたが、頭の中に戦利品を見つけました。
それを使って、復活をする戦いをしています。気障(きざ)なようですが、昔のことを自慢して、人生を終わりたくないのです。お互い、今度こそ絶対に勝ちましょう。