世界から学ぶ

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復活ノート

「世界から学ぶ」
毎回アメリカの大統領の動向について書くのに飽きてきましたが、これだけ次から次へと出てくるとは誰も思っていなかったようです。騒ぎはグローバルになってきました(本人はグローバルが嫌いなようですが)。
本人を支持したアメリカ国民も、ロシア、特にプーチン大統領も(選挙の妨害工作をしたと言われていますが)、内心驚いているかもしれません。
最悪の国と名指しされた中国もそういきりたっていないのは、中国を排除したら世界経済はたちゆかなくなるぞという自負があるからでしょう。
日本の場合も、基地負担金の増額はないようですが(これもまだわからない)、
「二国間貿易協定」でどういわれるか戦々恐々です。
今の内閣は(いつの内閣もそうでしょうが)、憲法を変更したくて仕方がないのですから、大企業とは、「越後屋とお代官」のような結びつきなのでしょう。
だから、農業を犠牲にしてでも、自動車などの工業製品の輸出を伸ばさなければならないのです。それがこんなことに・・・です。
まあ、世界の各国が、アメリカ大統領の言動に賛否を明確にしているのに、我が宰相は何も言いません(以前から言われているようにアメリカの腰巾着とかポチとかにふさわしい態度ですが)。
「戦後レジームからの脱却」でんでん(!)と「あほの一つ覚え」で来た方ですから、心中穏やかでないでしょう。
国と国でも、人間と人間でもその関係がいつどう変わるかもしれないのです。
経営においてもそうです。大きな取引先を失い、経営が成り立たなくなる恐れが出てくることもあります。
そのようなときどうするか。それが経営者の資質ということでしょうが、日頃の経営姿勢が問われるのです。もちろん、他の取引先との関係、従業員との関係も含まれます。
私は、日曜日も休まず働きました。会社にいれば従業員も、世間も認めてくれるはずと思っていました(人件費の節約もあったのですが)。
しかし、どうしようもなくなったとき、取引先どころか、従業員も蜘蛛の子を散らすように辞めていきました。
本人たちにも生活がありますから、それが当然でしょうが、経営者としての魅力があれば、何かあったかもしれないと思うこともあります。
とにかく、性格や資質はそう簡単に変えたり伸ばしたりできません。
できることは「もしも」の場合を考えつづけることです。そうすれば、今何をすべきかと言うことがわかってくるでしょう。それに打ち込めないのなら経営者失格です。大統領や総理大臣に負けないようにがんばりましょう。