
そちらがその気なら
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復活ノート
「そちらがその気なら」
毎日アメリカ大統領の発言で、日本を含めた世界が戦々恐々としています。
今日(1月26日)も、「メキシコ国境に壁を作る」と言っているそうです(大昔に今のような伝達手段があれば、「今日から水攻めがはじまりました」という情報が伝わるでしょうが、それと一緒ですね)。
ただ、アメリカの政治や経済の専門家は、今度の大統領は短絡に物事を考えられないので、今外国を非難していることは自国の首を絞めることになるだろうといっています(しかも、選挙ゲームを勝つことが目的だったので、遅くとも1年で自ら大統領職を辞めるだろうとも言っています)。
日本も経済格差が進んでいるのですが、これで、アメリカ、ヨーロッパも同じような社会になっていることがわかりました。今回のことは、格差社会が生んだ徒花(あだばな)なのでしょう。
ヒットラーも正当な選挙で選ばれたそうですから、社会が世界を作っているということがよくわかります。一国が如何に世界に対して責任があるかということを施政者はもっと考えるべきです。
国よりも私たちの命の方が短いです(大抵の場合)。だから、いつまでも国が自分たちの思うようなるのを待てません。
ギリシャの例があります。50代で仕事を辞めても給料と同じ年金(それもどうかと思いますが)が貰えなくなりました。
そこまでとは言いませんが、ある程度は食べていける年金がほしいものです。
しかし、聞こえてくるのは年金額を削るとか、受給年齢を上げるとかの話ばかりです。
あなたが、私のように団塊世代なら自衛のサービスを考えませんか。
技術力があれば、年令に関係なく人生に必要なものを得ることができるでしょうが、私のように体力以外なにもない者を対象にしましょう。
短期間の仕事などの仲介や日常生活における技術指導など、要するに「日銭」を稼ぐためのサービスです。
それ以外にも、金融や保証など、老人をサポートするものはいくらでも考えられます。
年を取ると、どんなことでも気後れしてしまうものです。それが悪循環を招くのです。それをなんとか知るのです。
国も待っています。「まだお若い(准高齢者」とおだてて自分のことは自分でしたらという態度です。
だから、何かが法律の規制に引っかかっても、法律を直してくれます(「労働者の斡旋」は法律違反と言っていたのに、企業側の意向で「労働者派遣法」がすぐにできたように)。世界が動くのなら、こちらも動きましょう。