チャンスその2

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復活ノート
「チャンスその2」
何か匂うと思ってマスクを外しました。やはり金木犀の甘い香りでした。
稲刈りもたけなわですし、秋の草花も出てきました。
今年は、なかなか時間がたたないという気分ですが、季節はいつものように進んでいるので、逆にほっとします。
しばらくは、眼鏡越しならぬ、マスク越しの生活になります。最初マスクの効果を疑うような意見がありました(私も、自分の中にウイルスがいれば、マスクが邪魔して外に吐き出せないのではないかと思っていました)。
その後、「マスクで移さない、移されない」ということが強調されてましたので、その意見納得して必ずマスクをするようになりました(マスクを忘れたことに気づくと、近所のコンビニからも引き返す経験は何回もあります)。
マスクは男らしくないと言いつづけてきたアメリカ大統領が感染したのは、それが原因かどうかは分かりませんが、当分マスクは必需品になりそうです。
それなら、大企業でも気がつかなかった新しいマスクを考えれば、ビジネスとしては成功まちがいなしです。
さて、失業者が増えるのでそれに対応するビジネスについて前回書きましたが、商売をたたまざるをえなくなった経営者も多くいます。
自分の実力を生かすことができないだけでなく、自分のために懸命に働いてくれた従業員を路頭に迷わせてしまった悔しさでいっぱいでしょう。
世間は、go to キャンペーンで少し浮かれていますが、それが終わるとコロナ後の日常があらわれます。
いや、すでに仕事がなく途方に暮れている人も多いでしょう。そういう人を救うためにも、経営者にはがんばってもらいたいものです。
コロナ後は、大企業のサラリーマンや役人でも収入は減ります。つまり、個々の家庭でもつましい生活が一般的になるでしょう。
飲食ビジネスは、今回相当のダメージを受けていますが、食べることはなくなることはありません。
そこで、新しい定食屋を提案します。定食屋と言えば、学生、独身のサラリーマンが行く店というイメージですが、家族で行っても恥ずかしくない店を考えてください。
タイやベトナムなど、アジアの国では、台所がある家はそうなく、たいていの家は家族で朝晩そういう店に行っていました。これを日本に合ったようにするのです。
また、おとしよりの家の整理整頓です。体が動きにくくなると、まめに家を片づけるのは大儀です。すると、あっという間にごみ屋敷になります。本人も何とかしたいと思っていてもできないのです。家が片づいていれば、気力が出てきます。
まだまだありますが、コロナ前のビジネスは軒並み見直しが必要です。
つまり、以前からある商売・ビジネスを出し抜くチャンスがあるのです。
世代ごとの衣食住を考えてみましょう。成功するビジネスを必ず見つかります。