外食ビジネス
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復活ノート
「外食ビジネス」
毎日のように、スーパーに行きますが、品物を見るより、客を見るほうが好きです。
家族連れが大勢います。親子や兄弟は、顔が似ているのは当然としても、体つきも似ています。最近、巨体家族が増えているように思えます。
息子や娘を見送りながら、「日本を頼みまっせ」と心で声をかけながらも、「大丈夫かいな」という不安もよぎります。
以前、昭和40年以降に生まれた者は還暦まで生きるのはむずかしいというようことが言われていましたが、それより。4,50代で、生活習慣病になるかもしれないと思われてくるのです。
居酒屋や焼き鳥屋に行くことがありますが、家族連れの何と多いことか(以前から、回転寿司は子供の行きつけの店になっています)。
小学2,3年生の子供が、「ハツ2本」などと注文をしているのを聞くと、ここでも、大丈夫かなと思います。
最近、低所得層ほど、野菜不足、運動不足という調査結果が発表されました。
確かに、仕事に追われる者ほど、インスタント食品で済ませ、運動をする時間がありません。
野菜や魚を食べなさいよと国が言っても、今の状況が、また、これまでの食習慣が、それを許さないのです。
今、総選挙の真っ最中で、TPPに反対する政党は、日本の農業を破滅させると言っていますが、日本の野菜は、外国と比べて、何倍も高いそうです。一般の家庭でも、子供に十分食べさせたくても、それができないのです。
なぜ、政党は、このへんのことを明確にしないのでしょうか。
世界的なハンバーガーチェーンは、この世の春でしたが、最近、陰りがでてきたようです。
本場のアメリカなどでは、チェーン店のハンバーガーは、ハエもバクテリアも来ない(つまり、腐らない)不健康な食品だから、子供に食べさせないようにと忠告している学者がいます(しかも、2,3才から食べつづけると、8才ごろで知能が止まるというようなことも言われています)。また、それすら食べられない貧困層も増えています。
人間を滅ぼすのは、核戦争でも、温暖化でもなく、食べ物かもしれません。
外食ビジネスに興味のある方は、今がチャンスです。
一日分の野菜や魚などが取れて、もちろん、おいしくて、腹持ちがあり、低価格のもの。
それができたら、絶対成功します。
ただ、いつも言っていますが、規模を大きくしようという野心は自制してください。
日本を変えると言いながらも、「政治は数」と言いわけして、ヌエのようなものと結託する政党を見てごらんなさい。
結局、「数に負けた」と言いながら姿を消すことでしょう。
今がんばっている人を助けるという思いだけを持っていればいいのです。後は、社会が後押ししてくれるでしょう。