特化ビジネス

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復活ノート

「特化ビジネス」
私のような年金生活者でも経済が好調でないと困ります。ギリシャのようになっては生活できませんし、実際、「年金改正法」とやらで徐々に減らされています。
こんなことになったのは、経済の状況だけでなく、労働者の不足も関係しているのでしょう(今日の新聞では、業界や地域ごとに組織される「厚生年金基金」の半分以上が解散するようです。これも、経済の低迷と労働力不足が原因だと思われます)。
年金が減らされる原因は、下衆の勘繰りですが、振り込み詐欺も影響しているかもしれません。毎年300億円前後のお金が詐欺にあっているようですが、それだけ取られるということは、それだけ・・・。
これ以上はやめときますが、年金をこつこつ貯めたのもあるでしょうから、お気の毒ですとだけ言っておきます。
とにかく、経済の建てなおし、ついでに憲法の改正というスタンスの政府がもくろんでいた「消費税増税」は機能していなくて、消費を冷えこませているだけのようです(老人相手の商売をして、しかも、毎日スーパーを回っているからよくわかります)。
日本経済を支える大企業でもかなりの格差が出てきています。トヨタなど一部の大企業は空前の好況のようですが、その他の大企業,中小企業は苦しんでいます。
特に電気メーカーについてのニュースは、撤退、停止、連続赤字というように、今まで聞いたことがなかった字が踊っています。
しかも、スマホでは韓国や中国に対抗できないので、4K,8Kなどの最高技術のテレビを売りだしても、ハイビジョンのように飛びつく人は少ないのです。
タレントがプライバシーを切りうりする番組がこんなに多くては、びっくりするような画面はいりませんから。
特にソニーは、「今までなかったもの」を必死で探していることでしょう。しかし、スマホがある時代に、第二のウオークマンやプレイステーションが作れるかどうかです。
私は、今は特化の時代だと思います。たとえば、自動車の場合、たとえ1000万かかろうが(本体とは別に)、交通事故で絶対死なない自動車があれば、世界ではいくらでも売れると思います。
衝突事故でも、崖から落下しても、海に落ちても死なないのであれば、1000万円は安いはずです。
スマホでも考えられます。昨年でしたが、大雨でスマホが使えなくなったことがあります。どんな災害でも使えるようにしたらいいのです。
また、老人は、スマホを持っていても、音楽もゲームも、ほとんどのSNSも使いません。
そのかわり、生活や健康に関わるサービスは入れられませんか。
料理でも考えられます。万能調味料というのがすでにありますが、それをさらに発展させるのです。
煮ものはこれだけ、煮魚はこれだけ、カレーはこれだけ入れたらできあがりというものです。後はカスタムで自分に合うように変えられます。
億劫な人、忙しい人、突然料理をしなければならなくなった人には最適です(体に影響があるといわれるコンビニ弁当を食べなくてすみます)。
今あるものを特化するのも大きなビジネスになります。大きな夢があなたの前に広がっています。