ストレスバスターサービス

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復活ノート

「ストレスバスターサービス」
近くに小学校、中学校、小学校があり、店の前が通学路になっています。
私が小学生、中学生、高校生のときと比べると、その姿はあまり変わらないようですが、内面は相当変わっているのでしょう。
一つ気になるのは、毛を金髪に染めた小学3,4年生が数人いることです。
一人などは、タレントの「上原さくら」よろしく、ウエーブがかかった毛が腰まであり、赤い帽子をかぶっています(野球帽のときもあり、ベレー帽のときもあります)。
その親子が気に入っているのでしょうが、担任はどう思っているのでしょうか。
何か言えば、モンスターが出てくるのかどうかは知りませんが、もう3、4年そうですから、学校も何もいわないのでしょう(どこの学校もそうだろうと思います)。
私のときは、中学から高校まで丸坊主でしたが、耳までかかるようになると、「イエローカード」でした。
「毛が伸びたからといって、それで、誰に迷惑をかけるのか」というのが私らの言い分でしたが、その言い分が、今や、本人だけでなく、親や学校、社会まで浸透しているのでしょう。
物言えば 唇寒し 秋の風です。ストレスからうつ病などになり、途中退職をしていく教師が全国で数万人もいるそうです。
意にそぐわないことに耐えていると、そのストレスが、うつ病となり、引きこもりや自殺に進みます(年間3万人以上の人が自殺することが社会問題になっています)。
宮城県の教職員、原発の作業員などに、うつ病の多いという調査結果が報道されましたが、これは、どちらも逼迫した状況におかれているからでしょう(宮城県の教職員の場合は、自分も被災しての勤務があるからのようです)。
もちろん、同じ状況でも、それがストレスになるかどうかは個人差がありますが、今の社会状況は(震災がなくても)、そのレベルがどんどん高くなっているような気がします。
つまり、多くの人がストレスを感じているのです。
夢と希望をもって教職員などの仕事についた人が、途中でやめざるをえないのは、本人だけでなく、社会ももったいないことです。
「日本人の死因のトップはガンで、2番目は脳卒中だ・・・」などと報道されますが、病気にかかっていない人を蝕んでいるものは、ストレスがトップじゃないでしょうか。
「もっとがんばれ」などと言われても、人はそうそう強くなれませんから、ストレスを軽減するサービスは社会の役に立ちます。
その人が属する組織では無理でしょうから、その人から相談を受けると、部外の専門家あるいは年配、同世代などが話を聞きます。
ストレスは、孤立無援になると、どんどん大きくなっていきますから、早いうちに退治して、自信をつけさせます。
日本には、天然資源がありません。だから、人という社会資源を生かさなければなりません。
また、「適材適所」の人がすばらしい仕事をするのは、歴史が証明しているとおりです。
それを、ストレスぐらいのものにやられるのはもったいないと思いませんか。