創業チャンス

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復活ノート

「創業チャンス」
一気に本格的な冬になりました。
ガソリンや灯油が驚くほど安くなったのは不幸中の幸いです。
しかしながら、人々が車を手放したり、遠出をしなくなったために、いくらガソリンが安くなっても、ガソリンスタンドの売上げが増えないようです(過疎地では、営業をやめようかどうかの瀬戸際のスタンドが多いと聞きます)。
年末はスタッドレスタイヤの販売や、交換の手間賃で凌げるようですが、エネオスとJOMOの合併で見られるように、来年は、車社会というパイは、どんどん小さくなっていくでしょう。
さて、雪道には、スタッドレスがとりあえず安全ですが、生活の雪道はどうでしょうか。
社会全体が、生活を一気に切りつめています。デパート、スーパーなどに、午後7時、8時に行くと、割引シールを張った商品を求めて、大勢の主婦が詰めかけています。
私は、介護の弁当を作っている事業もしていますので、毎晩スーパーに行きますが、ハンガカー(私は、そう名づけています)が増えたこと。
カゴいっぱいに赤いシールの商品をいれている人がいます。
私ら商売人は、このブリは、今日3割引きだから、明日になれば半額になるはずと計算するのですが、次の日行ってみればもうないのです。困ったことです。
どこの店も、5割引き以上はしない方針のようですが(自らのクビをしめることになるという恐れがあるためか)、社員には、出入り口で「社員販売」をしています。
ある社員に聞けば、ものすごい量を廃棄処分しているそうですから、社会・地域のために、選ばれた商売人にだけ特別割引をするのはどうでしょうか。
案の定、宝くじや年賀状の売上げは低迷しているそうですが(紅白の視聴率は上がるというのが私の予測ですが)、今後、車だけでなく、家電なども売れなくなるでしょう。
不要だという意見が多い「地デジ」を機に、テレビも売れなくなるでしょうし(パソコンテレビに人気が出るはずです)、使えるものは、もっと使おうという意識が増えるはずです。
そこから何を考えますか。家電専門の「JAF」もできるでしょうし、趣味や宗教などもあります。
しかし、「振り込め詐欺」の被害金額を見てもわかるように、あるところにはあります。
そして、消費は社会の流れに左右されます。どんな金持も、ユニクロの一つや二つを持っていないと考えて、近くのユニクロを覗くようなものです。
つまり、流れをつけると大きなビジネスになります。マクドのように行列するものはないでしょうか(!)
ああ、忙しい、忙しい。お互い復活するのに時間がかかっていますが、苦労を楽しみましょう。それでは、いいお年を。