最初の驚き

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復活ノート

「最初の驚き」
もうすぐケアマネの合格発表です(12月10日)。心待ちにしている人も多いことでしょう。
私は、介護コンサルタントや起業コンサルタントの会社をしていますので、この時期は会社の内外でその話題が出ます。
しかも、今回は、長女の主人も(PT=理学療法士をしていますが)、ケアマネの試験を受けました。
発表日以後は、当人に、その結果にふれたらいいものやら悩むことになります。
ケアマネの試験は難しくて、実務経験をクリアした後、大体3,4回受けている人が多いようです。
もちろん、ケアマネになりたい人は必須ですが、長女の主人のように、キャリアに付加価値をつけるために受験をする人も多いということです(手当がつきます)。
また、合格しても、講習があってかなりの費用と時間が必要です。
さらに数年ごとに講習があり(自動車免許と同じです)、また費用と時間がかかります。
それで、私も、老化防止でいろいろ国家資格を取ることを趣味としてきましたが、気象予報士の挑戦を最後とします(私の計画では、65才までは一回目の挑戦をして、70才までに取って、最高年齢で受かるというものです)。
話を戻しますと、ケアマネの試験を受けた知りあいは、1問を見直して答を変更したそうですが、それを娘に言うと、「ママはいつも『見直すとまちがうから、見直さないこと』と言っているのに、どうして自分は見直すのよ」と答えたそうですが、試験のことは是非があるかもしれませんが、感受性という部分では、最初の印象を大事にすることです。
幽霊の正体見たり枯れ尾花、という言葉がありますが、あっと驚くことを恥ずかしがらずに、冷静に見ることです。
NASAが、宇宙人がいるやもしれぬと発表しましたが、幽霊もひょっとしているかもしれないということです(「ホテルの部屋やエレベーターで、こっちを見ている者がいた」と言う人がいますが)。もし存在していたら、ものすごいことです。幽霊が一人しかいないということは考えられないので、幽霊世界があれば、新しいビジネスがすぐにできるでしょう。
私は、他人(ひと)のことは冷ややかに見る性質なので、これはすごいなと思っても黙っていますが、幼稚園児のように、家に帰って妻に報告したことが二つあります。
一つは、35年ほど前、地下鉄の淀屋橋の売店でお茶の缶を売っているのを見たときです。「あんなもの、買う人がいるのやろか」と不思議がったものです。
もう一つも、その頃、乗ったタクシーの運転手が、どう見てもぼくより若かったことです。
「どうして会社勤めをしないのか」と、これまた怪訝に思ったものです。
だからと言って、それらの仕事をはじめるべきだったと言うわけではなく、あっと驚くことは誰にでもあり、それが時代の動きの先触れかもしれないと言うことです。
たとえ枯れ尾花でも、最初の驚きを、自分のビジネスに生かしていただきたいのです。
書を捨てて町に出よう、ケータイをしまって町を見よう、です。