
サバイバル講座
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復活ノート
「サバイバル講座」
何事も、終わりがあるとは思うもの、今の文明が揺れているのは、心細くなりますね。
人間の生存を脅かす「温暖化現象」は、石炭や石油などの化石燃料の使いすぎといわれていますし、その化石燃料は、何十年後かに枯渇すると予測されています。
「温暖化現象」も、気象の循環が主な原因で、文明による二酸化炭素の排出は問題にならないという意見もあるようです。
いろいろなことが重なっているようですが、「行く地獄、下がるも地獄」というのが、今の状況のようです。
でも、中国やインドなどの発展途上国は、先進国に「追いつけ、追いこせ」の勢いがついていますから、裕福になってから、環境について考えましょうとなれば、環境がさらに悪化するのはまちがいないようです。
「よかれ」と思って開発されているバイオ燃料も、食品の品不足などに影響が出ているようです。
電力は、石油がなくなっても、風力発電や海水の温度差を利用した発電などで、公共施設は心配ないでしょう(個人の生活は、始末しなければならないでしょうが)。
魚類をあまり食べなかった国が、余裕が出たためか、どんどん食べるようになって、「まぐろ」などの高級魚が品不足だと慌てふためいていますが、養殖で辛抱すれば、これも大丈夫でしょう。
しかし、戦争は、どこの国も躊躇するでしょうが、突発的な事故で、石油や食料が入らなくなり、生活が頓挫するおそれは、多いにあります。
そこで、「生活を見直す講座」をビジネスにしませんか。
今見直されている白洲次郎は、戦争に負けたとき、これからは食料は自分で調達しなければならないと、郊外で畑を作ったことは有名ですが、当時より、現在のほうが状況は悪いような気がします。
現在は、生活のほとんどをアウトソーシングしているからです。着るもの、食べるものほとんどを買ってきます。
しかも、家の中には、何十万アイテムの道具をためこんでいるといわれています。
電気が止まった、店が開いていない、情報も入らないという状況の中で、どう生きていくかを学ぶ講座です。
そこから、「生きる」意味を見つけだすことができるので、参加者は多いと思います。
今論議されている「年金問題」も、自分で調べ、自分で請求しなければならないのです。生活は、それ以上に、自分で守らなければならないのです。