ドライビンググラス

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復活ノート

「ドライビンググラス」
快適な生活に危険を伴うことは、最近、ますます顕著になってきました。
インターネットの犯罪がその代表的なものです。
もう役所や税務署に行かなくても用事がすむようになるのもまもなくです。選挙の投票もそうなれば、誰が喜ぶのでしょうか。
それはともかく、すでにクレジットカードにまつわる犯罪、ネットーオークションの詐欺、出会い系から起きる犯罪など、自分の部屋にいても、犯罪に巻きこまれる時代は来ています。
私は、「アマゾン」から古本を買う以外クレジットカードの情報をネットに出しません(古本の場合はカードでしか買えませんから)。
昔、社員が、私に誕生日プレゼントとして、ネットで、酒の「久保田」を申し込み、送金しましたが、送ってこなかったぐらいです。
しかし、車は運転します。ここにも、大きなリスクが待っているのは、誰もわかるだけでなく、ほとんどの人が経験しているでしょう。
飲酒運転が、社会的な問題になっています。
「交通事故をよく起こしたけど、『しらふ』のときは、1回もない」という冗談をよくしたものですが、それも言えない状況になってきました。
毎日といっていいほど飲酒運転による事故のニュースが流されていますが、それでも飲酒運転をする人がいるのは、『アル中』が疑われるようですから、早く治療をしたほうがいいのでしょう。
また、高速道路などを逆走して事故を起こす人がいますが、これも認知症と関係があるといわれています。
数年後には、日本でも、アルコールを感知すると、エンジンがかからない車が出るようです。さらに、最初誰かにエンジンをかけてもらって運転しても、運転中に感知すると走行不能になるシステムが必要になるでしょう(これも急に止まると危険ですから、その危険回避の方法もいるでしょうが)。
また、追突防止のシステムも出てきているようですし、エアバック以外にも、身体を守るものが考えられるでしょう(エアバッグも、衝撃がきついと内臓を損傷するようです)。
その前に私たちに必要なものがあります。老眼などの「目の衰え」に対する工夫です。
若いときは、夜間のほうが運転しやすかったのですが、年を取ると、夜は、見にくくなります。夜間は、高速道路だけでなく、一般道路にも、横断歩道以外には、歩行者はいないという前提で運転しがちです。つまり、「だろう運転」の割合が高くなっています。
標識や案内板も見にくいのです。
そこで、「昼間のように見えるメガネ」に挑戦する人はいませんか。これがあれば、事故は減ると思います。
車関係のビジネスを考えると、車の製造は、装置産業ですから、財閥になってから考えてもらうとして、今世界中から注目されている「代替燃料」、「ワイパーに変わるもの」、あるいは、「見やすい標識」などがあります。
インターネットや車だけでなく、快適な生活をサポートするものは、大きなビジネスになります。