
ラジオ体操
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復活ノート
「ラジオ体操」
戦前からあったラジオ体操の本が売れているそうです。真剣にやれば、ほとんどの筋肉を動かすことがわかったからです(昔のガキのように、夏休みに景品ほしさにしぶしぶしたようではだめでしょうが)。
人々は、「科学的」なものを求め、ラジオ体操はいつのまにか忘れさられました。そして、「筋トレ」とか「ストレッチ体操」という言葉がもてはやされるようになりました。
私は、マラソンが趣味ですが、今はその時間が取れないので、再開を夢見て、「科学的トレーニング」をしています。
「あるある大辞典」や「ためしてガッテン」などでやっていたものです(なにしろお金がかかりませんから)。
美木良介の「ロングブレス」もやっていますよ(食事制限なしで痩せるというのですから)。
それから、腹筋が好きです。足を押さえずに一日に300回ぐらいはします。スクワットやダンベルもやっています(何年もやっていると、やめるわけにはいかなくなります)。
さて、ラジオ体操はどうしましょうか。音楽をかけながら一人でするのは恥ずかしいですし、もう手一杯、足一杯ですから、今回は様子を見ることにします。
古いもの(と思っている)には、宝物があるかもしれません。温故知新ですね。昔の人はいいことを言うものです。
そして、時は節約の時代です。節約は、ついこの前まで(50年ほど)は美徳で、誰でもやっていたものです。
暑さを乗りきるためには、扇風機、すだれ(ゴーヤなどの緑のカーテンも)や打ち水(室外機にかけるとよい)などです。
それなら、私がめざす「今までなかったビジネス」を、「今まで誰でもやっていたこと」から探すのも一つの方法かもしれません。
「スーパーマーケット(コンビニ)がないとしたら」、「パソコン、ワープロ、ケータイ(スマホも)がないとしたら」などと考えるのです。昔はそんなものを夢にも思わないで、市場に行き、万年筆で手紙を書いたのです(それが使えない人、もっていない人にとっては、今でも、それらはこの世にないのと同然です)。
また、それらを使うことによって、失うものも出てきます(パソコンやワープロで漢字を忘れ、ナビで「土地勘」がなくなるようなものです)。
社会(文明)と人間との距離はどんどん離れていくような気がするのです。社会は人間のためにあると思いがちですが、効率を最優先とするあまり、人間をおいてきぼりにするからです。
ましてや、老人や病人などは、さらに悲惨なことになります。その溝を埋めるのが、国家でしょうが、世界を見渡しても、当分期待できないでしょう。
そこに着目して、ビジネスを考えてください。スーパーなどでは、すでにネット通販に力を入れていますが、ネットができない人は多いはずです。
世界や社会は、専門家でも、10年先を見通せないほどめまぐるしく変わる時代ですが、10年前、20年前、50年前なら分かっています。それを分析するのです。
「人間性」は、英語でhuman natureといいますが、natureは変わらないのです。