
お祭りビジネス
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復活ノート
「お祭りビジネス」
日本への観光客が毎年増えているそうです。最近は大阪や神戸に行くと、確かに外国人、大体は中国人の団体によく遭遇します。
例の爆買いをしてくれるからデパートやドラッグショップの売り上げに相当貢献しているでしょう。
なぜこんあなに増えたのでしょうか。円安ということもあるでしょうし、他の国が物騒だということもあるでしょう。それで、ネットなどで得た知識を実際に見てみたいということでしょうか。
つまり、富士山などの観光地だけでなく、日本社会というものを自分の目で見てみたいのです。
外国人は、日本人は礼儀正しくて、人に対してやさしいということを言います。
それは外国人に言えることで、昔4人の子供を連れて、ニューカレドニアに行ったことがありますが、ある場所がわからず、通りすがりの男の人に聞いたら、「ついてこい」と言って教えてくれました。
相手はフランス語が分かりそうじゃないから、連れていったほいうが早いと判断したかもしれませんが、どこの人間もやさしいと思うようになりました。
今ではネットがありますから、日本のイメージが世界に広がったのです(日本国内にいたら、油断できないやつも、ずるがしこいやつもいるわけです)。
社会は自分たちで作りあげてきたものですから、世界からそう思ってもらえるのなら、自信を持つべきです。
そして、それを世界のために使うべきです。相手が手を上げたら、こちらも手を上げる。いや、相手が手を上げる前に上げるべきだという風潮があります。
それで、うまくいくとは思えません。宗教の名を借りた諍い(いさか)いは
出口が見えません。
相手が上げた手をどう下げさすか。自国の社会をよくすることではないでしょうか。
もちろん閉鎖的ではなく、外国人でも受け入れるようにしなけれなりません。
新しい世界にあった新しい日本社会は世界の役に立つと思います。
社会そのものは長い時間をかけて作りあげてきたものですが、この社会を世界の人に直接感じてもらうために、なんとか日本に行きたいと思わせるようなものはできないでしょうか。
文化的なことでも、エンターテイメントなことでも、世界中の人を招待するのです。
戦後これだけの諍(いさか)いが世界のあちこちで起きたのは初めてです。
今まで平和そうに見えたのは、大国によって抑えつけられていただけかもしれませんが、それなら、膿を出しきる手伝いをしようではありませんか。
自分が戦争なんかしている暇はありません。