熱中症ビジネス

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復活ノート

「熱中症ビジネス」
洪水で難渋しているパキスタンの被災者を救出するために、自衛隊が派遣されたということです。
アメリカはすでに現地で活動していますが、洪水に乗じてテロが起きないようにという思惑があるようですが、自衛隊は武器を携行しないそうですから、必ず善意は理解されると思います(アメリカの要請があったとしても)。
また、中国では4月から次から次へと大雨が続き、その都度洪水や土石流で大勢の命が失われ、町が壊滅しています。
今日(8月22日)も、北朝鮮との国境地帯で大雨が降りで深刻な被害で出ていると報道されています。
少し気象予報士の勉強をしていますので、細かいメカニズムは知りませんが、ロシアやヨーロッパが熱波に襲われたり、中国やパキスタン、インドなどに大雨が降るのは分かりやすい現象です。
インド洋の海面温度が上がり、水蒸気が雲になって、エベレストなどの大規模山脈や大循環などの影響で、どんどん雨を降らすのでしょう(日本の専門家が発見した「ダイポールモール現象」が原因とされています。
日本も、その影響で高温になるらしいですし、また大雨だけでなく、ゲリラ豪雨という局地的な雨が頻発するようになりました(これは、観測機器をどう配備するかでかなり予測できるということです)。
そして、熱中症です。家にいても熱中症になるというのは緊急事態です。
おとしよりと話をするのを仕事としていますので、「水分を、特にスポーツドリンクを取ってくださいよ」と言ってはいます。しかし、ほんとにそうしているのかどうか。
この焦熱地獄は、インフルエンザ以上の危機だという医者もいますが「クーラーは体に悪い」と思いこんでいるおとしよりも多いですから(私が後見人をしている叔母も、ようやくクーラーを買いました)。
悲惨な交通事故のニュースが流れると、見ている人はかわいそうにと思うのですが、残念なことに、その中から次の犠牲者が出るのです(飲酒運転する者も)。熱中症も同じような状況です。
熱中症対策のビジネスは、永遠に続くかも知れません(人間が生存しているかぎり)。
しかも、多種多様な広がりがあります。介護保険に拘束されない「見守りビジネス」などのマンパワー、ドリンク、小物、衣服、そして、家族を守る住宅などもあります。
今頃、住宅メーカーは建築基準法に合う「熱中症にならない家」の研究に余念がないでしょうが、とりあえず法律などを無視した家を考えることです。
ソーラー発電や、最近発売された住宅用バッテリーを、家を冷やすことだけに使うとか、
池の中に家を建てるとか、熱を入れない材質を発明するとかです(家の中は、クーラーをつけないと、平気で35,6度になっています。一気に冷やすと総電力が温暖化をおしすすめます)。
昔「タワーリングインフェルノ」という超高層ビルで起きる火災の映画がありましたが、そのインフェルノ(地獄)は、135階から1階まで降りてきているのです。
あなたの努力が大勢の命を、いや人類を救います。