
健康寿命ビジネス
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復活ノート
「健康寿命ビジネス」
何十年も前、関西では名の知れた葬儀会社の幹部が社員を前に、「医学の発達で私たちの会社は不況です」と嘆いたのは有名な話ですが、ほどなく高齢化社会が到来して、また息を吹き返したはずです。
その証拠に、イオンをはじめ異業種から葬儀業界に参入する会社が増えています(葬儀会館の新設では近隣の反対があちこちで起きています)。
そして、画一的な葬儀より家族葬といった簡素化が進んでいるようです。
「生者は死者の為に煩わさるべからず」と画家の梅原龍三郎は言っていたそうですが、最近の家族はそれを実践しているのでしょう。
また、「墓じまい」という物理的な墓石を処分することも増えているとのことです(それと親に感謝するのとはちがうでしょうが)。
若いときは死ぬのはそれこそ死ぬほど恐ろしいと思ったものですが、私の場合70近くになってもその気持ちは残っていますが、死は自分の人生の先にあると思うのが大人の考えなのでしょう。
ただ、健康でない状態で長生きしてもどうかなとは思います。それで、体がだるくなったり、心臓がおかしくなったりすると、何か病気になったのではないか不安になります。
そういう時は、ネットなどで調べるのですが、ほとんどの病気の原因に顔を出すのはストレスです。
以前にも何回も書きましたが、私は若い頃ストレスに強い思っていましたが、それは嫌なことはすべて社員に任せていただけだと分かりました。
とにかく、自分を病気にするのは自分の心に生まれたストレスなのです。
すぐに怒る。すぐにひがむ。専門家ではありませんが、ストレスに弱い証拠でしょう。
つまり、自分の体に自分でダメージを与えて、ついには病気を引き起こすことになるのです。もったいない話です。
どのくらいのことでストレスを感じるかは性格によるでしょうが、自分の性格を変えることは誰にとっても至難の業です。
さあ、ストレスをどう自分の中で処理するかを学ぶレッスンの出番です。
昔、今日食べたものをメモにするダイエット方法がありましたが今日腹が立った出来事をメモにしてどう処理をするかを指導するのです。
自分にとって「はらわたが煮えくりかえる」ほどのことであっても、それを自分の中に入れない、つまり、忘れたり視点を変えたりする技術を習得するのです。
「健康寿命はストレス退治から」をキャッチフレーズにしましょう。受講者は多いはずです。