北海道移住ビジネス
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復活ノート
「北海道移住ビジネス」
先日、厚労省から、ネット依存症の中高生は、51万人いると発表されました。
パソコンやスマホがないと夜も日も明けないという状態に落ちいっているのです。
学生へのインタビューをテレビで見ましたが、わからないことを聞いたりするのには、これほど便利なものはないが(写真を撮って送るだけ)、ついでにツィッターをするので時間がかかるし、ゲームを遅くまですることがあるということです。
その結果、睡眠時間が少なくなるので健康が損なわれることもあるのですが、事はそれだけではないようです。
中国科学院の研究では、ネット依存症の脳は、麻薬やアルコール中毒症の脳と似ており、物事を決める判断能力や感情をコントロールする能力が著しく低下しているということです。つまり、正常な生活を送ることができなくなるのです。
日本でも、横須賀市の久里浜アルコールセンターにネット依存を治療する部門が新設されたと聞きます。
私のまわりには、スマホを持っている者は誰一人いないので(もちろん、私も)、若者が絡む事件で出てくる「ライン」のことはよくわからないのですが(「メールが無料らしい」、「いや、通話も無料のようや」というレベル)、ネット依存の首謀者は「ライン」というアプリはないでしょうか。
あれは、仲間を作るのが前提のようで、仲間の一人が何か言えば、それを読むと「既読」と出るらしいですが、それを読まないと・・・。
私も、気が弱いというか、相手が気を悪くしていないか気になる性格で、もし、ラインをするとなると(長女に勧められていますが)、多分くたくたになると思います。
そこが、麻薬依存やアルコール依存以上に難しいところです(最近は、「既読」が出ないアプリがあるようですが、それでも同じことです)。
バーチャル社会(あるいは、小さな社会)にどっぷりはまりこむと、就職、結婚などの現実の壁は越えがたいほどの高さに思えてくるでしょうね(相手も、自己主張してくるのですから)。
それで、自分の部屋に逃げこむ若者もいるのです。そういう若者でも、「社会に出たい」、「自分には才能があるはずだ」と思っているはずです。
それなら、移住しませんか。一人ではできない、外国へはちょっとと思うのがフツーの若者です。
北海道です。温暖化で北海道が一番住みやすくなります。米もおいしいし、自然もたっぷりあります。
それに、向こうの人も待ってくれています。例えば、東川町のウエブページを見てください。
そこに、大挙して押しかけるのはと思うでしょうが、自分の部屋に逃げこむのは、対人関係がうまくいかないと思っている人が多いので、そこを、みんなでクリアするのです。
受けいれ先に町と話しあえば、すごいことになるかもしれませんよ。
明治期の北海道開拓は国の都合ばかりでしたが、今度は人と人が結びつくのです。
「時代によって人間は変わろうと、人間性は変わらない」いうのも、ビジネスのヒントです。