発想の転換
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復活ノート
「発想の転換」
今更ながらですが、事業においても、人生においてもいつも解決すべきことが絶えることはありません。
もちろん、いずれ何とかしようと思っているうちに忘れてしまっても影響がないものもありますし、些細だと思っていてもいつの間にか命取りになるようなこともあるでしょう。
このあたりが自分の人生を形作る要因なのでしょうが、とにかく、誰でも難問を前にして、何とかできないか苦しみます。
私たちは、「自分は、頭は悪くないはずだ。考え方が分からないだけだ」ということで、考え方の「ハウツー本」などを手に取ります。たぶん、「発想の転換」という言葉が出てくるでしょう。
しかし、物事を横や後ろなど、別の角度から見ても、自分の価値観を変えなければ、「発想の転換」は難しいものです。
その訓練として提案します。あなたが逃げている人や物、苦手な人や物を好きになるためにはどうすればいいのか考えてはどうでしょう。
ただ、ヘビに触るように目をつぶって近づいても意味がありません(ヘビが好きな人には当てはまりませんが)
それからどうして逃げているのか、苦手なのかを冷静に考えてみましょう。
私は人嫌いですが、劣等感=嫉妬心が大きな要因だと自分で分っています。
その証拠に、その人と話をするようになると、たちまちその人が好きになることが多いからです。
ある意味、その人の言動で嫌いになっていないのですから単純なものです。
わたしのような場合は、まず劣等感=嫉妬心を取り除いてから考えてみましょう(これも少し訓練がいるかもしれませんが)。
そうすれば、本当の「好き嫌い」が分かるような気がします。
たとえ嫌いでも、それも仕方ありません。「敬して遠ざける」という言葉がありますが、相手(人でも物でも)の存在を認めつつも近づかなければいいのです。ところで、国際社会はどうでしょう。北朝鮮の行動が人類滅亡にまで及びかねませんが、圧力、圧力ばかりでは解決しそうにありません。
北朝鮮の言い分は、「核を放棄せよと言うのなら、おまえたちもやれ」ではないでしょうか。それにも理があります。国際社会はそれに答える必要があります。こんなことをしていれば、核戦争などによる人類滅亡の時を示す「世界週末時計」は12時を示すでしょう。
できるだけ早く好きになるための「発想の転換」をしなければなりません。
ビジネスは、社会の安定があってこそ飛びまわることができます。