極楽

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復活ノート

「極楽」
「ゴールデンウイーク」がはじまりました。
これは元々映画業界から来た言葉のようですが、日頃働きづめの日本人が久しぶりに休めるという思いが込められています。
だから、和製英語(外国では通用しない)ですが、日本人の心証を説明すれば納得してくれるかもしれません。
その日本人の誰もが、「日本が何か悪いことをしたのか」と言いたいようなことも続いています。
「日本を沈没させてやる」とか「無慈悲に攻撃するぞ」とか脅迫される毎日です(東京に核ミサイルが撃ち込まれたら200万人近くが犠牲になるだろうなどという調査も出ています)。
誰も気が気じゃない生活を送らざるをえませんが、せっかくの「ゴールデンウイーク」を楽しまなくっちゃということもあって、例年のように、高速道路の渋滞予想や、空港での出発の様子がテレビニュースで流れています。
例年と言えば、韓国行く日本人は例年以上に多いようです。この状況なのに、また、「てるみくらぶ」のこともあるのに、同慶の至りではあります。
その判断には、中国人はTTHAADのことで韓国には行かないだろうし、アメリカが本腰を入れているので、すぐには何も起こらないだろうから、サービスのいい今のうちに行こうということがあるのかもしれません(とにかく無事に帰ってこられることを祈ります)。
日本では、戦前を含まずとも、戦後、転変地異が経営を直撃してきました(今回のことはまだわかりませんが)。
ただ、戦後は経済成長一色だったので、まじめに経営をすればつぶれるようなことはなかったように思います(だから、若い人も、社会や企業と同じような右肩上がりで人生設計ができました)。
しかし、バブルの後は、企業も人間も、「蜘蛛の子を散らす」ような動きをしなければなりませんでした。
どこも、誰も、社会の動きを見て自分で判断しなければならないのです。
最近、テレビのCMで♪作ってきたから、わかるんだぁ♪という歌がよく流れます。長谷工です。懐かしいですが、正直、「まだ元気なんだ」というのが実感です。
バブルときのイメージは、「安かろう悪かろう」でした。屋上に塔がある独特のマンションですぐわかったものです。
当時は、住みやすさよりもいくらしたかでステータスが決まりました(今考えれば愚かでした)。しかも、新築マンションよりも中古マンションのほうが高いという異常な時代でした。長谷工はその時代を潜り抜けてきたのです。
長谷工を調べてみると、最近は、「土地の情報と請負工事」を中心とした営業を進めているようです。
つまり、「ここにこんな土地があります。これを買ってマンションを作りませんか。工事はこちらでお任せください」と、大手デベロッパーに持ちこむのです。
最近は財閥系のデベロッパーでも、土地を探して買うということをしないそうで、ほとんどのところが長谷工と取引をしているというのです。
ただ、ユーザーの評価を見ると、長谷工が表に出ると、社員や下請けに対する悪評が並んでいます。
内容を読んでみるとどうもイメージだけではないようです(営業社員が無責任だと、下請けがスマホばかりしているとか)。
ただ、それもイメージが残っていることが大きな原因かもしれません。
「イメージが悪くても、ないよりいい」という言葉が心に残っています。
私は30年以上同じ事業を続けてきたのですが、世間からの非難に耐え切れず事業を辞めたのですが、「あまりにももったない」と弁護士などから言われました。
長谷工を見ていると(これからも研究していきますが)、「進むも地獄 退くも地獄」という言葉がありますが、「進むも極楽 退くも極楽」という言葉を思い浮かべました。
そう思って判断すると、後で後悔が少ない決断ができると思うのです。経営においても、人生においても。社会の極楽はまだ遠そうですが。