発表検定
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復活ノート
「発表検定」
アラブの騒乱が拡大しています。アラブ産油国といえば、石油が湯水のように沸き、税金もガソリンも無料というイメージがありましたが、どこの国にもひずみがあり、それが徐々に大きくなっていったようです。
しかも、イスラム教内部の宗派も絡んでいるので、解決には長い時間がかかるでしょう。
日本の一部にも争いがあります(とても社会全体とは言えません)。
口を開いたら、「総理は辞めろ」としかいわない自民党と説明不足の民主党です。
子供手当はどうかと思いますが、日本の未来を担う子供たちを育てる親を助けるためとか説明すればいいのに、マニフェストを遵守するかしないかの話になっています。
また、消費税を上げるのも、長年役人の尻馬に乗ってきた自民党の失政のツケを払うためと言えば、総選挙があってももう一度チャンスがあるかもしれないのにと思います。
自民党からは、民主党に対して、学生運動や市民運動上がりの政権などと言われています。
政治のプロではないということでしょうが、「市民を扇動して革命を」という「革命ごっこ」をしていた学生運動はともかく、企業中心の自民党に代わって、市民の声を政治に反映させることに賛同を得て政権を取ったのにどうしたことでしょう。
安保、為替、国際関係などがどんと横たわっていたので勝手がちがったのでしょう。
鳩山などが、「安保がこんなに大事なものとは知らなかった」と「正直に」言うたり、「方便」で逃げようとしたりするのを突っこまれている始末です。
私自身は、中国やロシアなどが自分の思惑を強硬に出す今こそ、安保を廃棄するべきだと思うのですが、それはともかく、いつまでも揚げ足取りをしていると、世界から相手にされなくなるのではないでしょうか。
これは、市民=国民の責任です。昔、自民党の政治家が、選挙日に雨ガ降るなら助かると言いましたが、白紙委任をすれば、知らないうちに、白紙にいろいろ書かれてしまうのです。
政治家と政治屋はちがうと昔から言われていますが、国家と社会のずれも大きくなっています。
政治そのものは必要ですが、昔の政治家は必要ないのかもしれません。
市民は自分の考えを言う能力を身につけなければなりません。英語よりまず日本語です。
例の「漢字検定」ではないですが、「発表検定」のビジネスはどうですか。
マスクをして顔を隠す若者が増えているとのことです。しかし、誰でも何か物を言うときはマスクをはずすでしょう、そのビジネスです。
それから、声を集約していけば日本は変わります。