今の今シリーズ
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復活ノート
「今の今シリーズ」
薀蓄(うんちく)とか雑学がブームらしいです。
「日本ではじめてボーリング場ができたのは、いつ、どこ?」、「アメリカ人男女の何%が、シャワーのとき、おしっこをするでしょうか?」
「盗人(ぬすっと)の種」と同じように、「薀蓄・雑学の種」も尽きることはないようです。
世間では、「何でもよく知っている」ことは頭のよさのように見えます。
私も、子供時代、そのように思っていて、通信簿に「物知り博士」と書かれていることに酔いしれたことがあります。
だから、友人が知っていて、自分が知らないことが悔しくてたまりませんでした(勉強は、そう思いませんでしたが)。
小学高学年の頃、下級生が、会話のなかで、「卒倒」という言葉を使いましたが、私はわかりませんでした(後で調べて、気を失うことは、「気絶」以外にもあったのかと口惜しがりました)。
最近では、さらに「脳トレ」にいそしんで、脳を老化させないこともはやっています。
大人は、何をしてもいいでしょうが、子供たちは、手遅れになる前にやってほしいことがあります。
受験の弊害が言われて久しいですが(「暗記力のみが問われる」とか)、一向に変わる気配はありません。
そこで、教育ビジネスの提案です。
「地球温暖化」の影響で、文明そのものを変えなければ、人間が生存できないというところまで来ていると言われています(専門家のなかでも、「もう手遅れだ」という意見もありますし、「いや、これは昔からある気象の循環で、注意をしなければならないが、おおげさに考える必要がない」という反対意見も少数あるようですが)。
どちらにしろ、石油や石炭などの「化石燃料」は、いつか尽きるようですから、その後、どうするかという問題は、大きくのしかかります。
そこで、子供に(大人にも)、環境、医学、化学、社会、文学、宗教など、人間の文明。文化を作ってきたすべての分野の最先端を出すのです。
「今、ここまで来ている。ここがわかれば、こうなる」ということを示すのです。
人間性が土台の文学や宗教は変わらないというのであれば、その役目からのアプローチもできるでしょう。
子供の想像力と創造力を触発させるのです。子供たち一人一人が、自分の進むべき道を見つけ、文明の危機を救ってくれるかもしれません。
しかも、これは、毎年改訂版を出すこともできます。