「 短編」 一覧

今日も、ムーズが降りてきた～きみと漫才を～ 「拝啓」（１） この前、郵便局へ行ったら、制服姿の女の子の大きなポスターが貼ってあった。「未来の自分に手紙を書こう」 ...

今日も、ムーズが降りてきた～きみと漫才を～ 「いずこへ」 緒形拳が死んだ。心に一物を持つ者を演じさせたら天下一品やった。 「復讐するは我にあり」がその真骨頂やろ ...

今日も、ムーズが降りてきた～きみと漫才を～ 今風「青菜」 「源さん、精出るな」 「これはご隠居。今日はこれで失礼します。ここのお庭は立派やから、明日また一所懸命 ...

今日も、ムーズが降りてきた～きみと漫才を～ 「な～んにも悪いことしてへんのに」 老人施設を回って、入居しているおとしよりの話を聞いたり、介護の様子をチェックする ...

今日も、ムーズが降りてきた～きみと漫才を～ 「一年分」 戦後すぐに再開されたプロ野球で、優秀選手になったら、生きた豚やニワトリをもらったそうや（その日は、家族で ...

今日も、ムーズが降りてきた～きみと漫才を～ 「むらむら」 北京オリンピックが終っても、星野仙一は、しばらく日本に帰りたくなかったやろ。 「日の丸を背負ってと。何 ...

今日も、ムーズが降りてきた～きみと漫才を～ 「世界二世大会」 「おお、久しぶり。ヤスオ」 「ジョージ、ご無沙汰。調子はどうや」 「何にもすることがのうて、気が抜 ...

今日も、ムーズが降りてきた～きみと漫才を～ 「親子」 「ママ、お腹すいたよお」 「さっき食べたでしょう。ここの子供たちが帰ってきたときに。 二人とも、すぐ塾に行 ...

今日も、ムーズが降りてきた～きみと漫才を～ 「感覚」 最近、東北の老人施設の理事長が、施設の金で絵を買うとかセクハラをしたとかゆうて、スタッフから辞任を求められ ...

今日も、ムーズが降りてきた～きみと漫才を～ 「掛布と江夏」 長嶋茂雄が、「巨人軍は永遠に不滅です」と、「馬から落ちて落馬した」とか「腹が腹痛です」みたいなことを ...