おじさんの話(3)

   

今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~

「おじさんの話」(3)
それで、世界中の王様は、お城だけでなく、都市そのものを塀や壁で固めるようになった。
始皇帝という王様は、長さ6400キロの壁を作った(万里の長城だね)。
よっぽど恐かったんだろう。ものすごい費用だったはずだ。家が広いと、セコムの費用がかさむようなものだ。
また、その壁を打ち破るために、どこも、いろいろ考えている。「トロヤ(トロイ)の木馬」といって、トロヤ(トロイ)という町を攻めていたギリシャ軍は、木馬の中に兵隊を入れて、そのままにして帰った。トロヤ(トロイ)の人は、おもしろがって、それを町の中に入れたものだからたまらない。その晩、あっけなくギリシャ軍に敗れた(「おれおれ詐欺」のようだ)。
王様は、その建築や兵隊の給与でたくさん経費がいるから、国民に、外国と交易させて、どんどん税金を取った。といっても、貨幣経済はまだ発達していないから、「塩」が給与だったらしいね(「ソルト」から「サラリー」(給料)ができたなんて知識も、ちょっとひけらかしておくけど)。
その塩をどうしたんだろうか。多分、物々交換したんとちがうのかな(日本の武士は、米だったけど)。
しかし、税金だけでは賄(まかな)いきれなくなると、あれしかない。他の国を攻めて、その国を自分のものとする。手っ取り早い方法です。
そのとき、異教徒を改宗させるという名目をつけることもあった。結局他人の財産がほしいだけだ。十字軍の遠征もそういわれているね。現代も、それは続いているよ。また後でいうけど、イラクに戦争を仕掛けたアメリカも、石油がほしかったようだね。
日本人は、宗教と戦争は背反するようなイメージを持っているけど、宗教とは生き方を示すものだから、他人の者をほしがるのも生き方なんだろう。
宗教が生き方なら、自分の生き方を、別に他人に押しつけなければいいのにと思うけど、信者が多ければ、物が集まることがあるからね。
宗教の兼ねあいでいうと、民族同士が殺しあうのも、日本人にはわかりにくい。おんなじような顔をして、何であんなに憎しむことができるのかと思うけど、近所に、おんなじような者がいたら、お互いいらいらするようなものらしい。
とにかく、端(はた)から見ていたら、「どんだけ~」とか「いかほど~」といいたいほど持っているのに、全然やめない人がいるけど、何が目的か手段かわからなくなって、自滅するのが運命のようです。
ヨーロッパを支配したナポレオンというおじさんも、「その国の地図があれば、すぐに攻め方がわかる」といっていたけど、ロシアの寒さに負けた(寒さのほうが強かったので、「冬将軍」という言葉が生まれた)。
チンギス・ハーンというおじさんも、「世界を自分のものにする」といって、よその国に押しいったけど、途中で死んだ。
なんなんだろうね。日本のITをリードしていた西というおじさんは、「ぼくは、100億円持っていたけど、150億円にしたくなりました」といっているけど、自分の欲望を止めるのはむずかしいのだろう(そのおじさんは、マイクロソフトの取締役などもしていたけど、結局自分の会社もつぶした)。
また、世の中には、他人の男をほしがる女がいるようです(逆もいるかもしれないけど少ない)。
その女にとっては、男を取ったら、それで終わり。取られた女性や、「自分は、よくもてる」とかんちがいしていた男は災難です(おじさんは、そういう経験はありませんが、二枚目の男子は、よく注意するように)。
中には、ローマ帝国のように、大きくなりすぎたので、分割して、国民が幸せになった国もありますが、たいていの国は、まだ侵略を続けていました。
あっ、5,6人倒れているみたいだね。おじさんも、どこかの総理大臣みたいに、ここでやめてもいいけど、帰っても、別にすることもないし、体も調子がいいので、もう少し辛抱して聞いてね。

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