
あなたがくれたもの
今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~
「あなたがくれたもの」
地震、津波、台風、そして、原発事故と、生活の基盤が脅かされる時代になった。
原発事故以外は、神代の昔からあるけど、地震、津波は、頻発する周期が来たとゆわれているし、台風も、沖縄のほん近くで起きるようになって、そのまま日本直撃する。
原発も、アメリカやフランスなどが擁護してくれているけど、だんだんひどくなる災害に耐えられるもんができるのか?
プルトニウム1gで数百万人がガンになるとかならんとか、立場の違いでいろいろゆわれているけど(推進派は、「塩でも、取りすぎたら死ぬ」とかゆう)、逆にゆえば、わからんから、やめるのか、そんな夢みたいなこと考えてどうする?と続けるのかが運命の分かれ道や。
そのくせ、アメリカやフランスが「や~めた」ゆうと、ほんまはそれのほうがええと思うていててんと、さっさとやめるんとちがうの。
それはともかく、災害に会うた人が、少しでも元通りの生活ができるように最優先せんとあかん。
芸能人もがんばっている。福島出身の西田敏行はようテレビに出ているけど、「ぼくの出身の女川中学は、『オナ中』と呼んでいました」と笑っていた中村雅俊はどうしたんやろ。
「淡路島は家(うち)のもんや」(大阪城も)とゆうていた上沼恵美子も、阪神大震災のとき、地元からえろう叩かれていたけど、ちゃんと何百万円かを出していますと釈明したように、中村も、テレビで写らんでも、何かしているやろ。
被害に会わなかったもんでも、今回、生活の基となるエネルギーが、「諸刃の剣」で作られていることがわかったわけや。
せやから、秋になって、自分の人生や生活を真剣に見直す人が多いやろ。
ぼくも、いろいろあって、あれもほしい、これもほしいといゆうことがなくなった(今ほしいもんは中古の本箱で、リサイクル屋で探している。宝くじが当たれば、新品のハーレーも)。
これも、あちこちから、いろいろもろうたお陰や。
テレビ3台やろ。アンテナ2台やろ。ポータブルのナビ1台やろ。ほかにもいろいろある。みんな新品やで。特にナビは重宝している。住所入れたらすぐわかる(これで、「去年のお言葉」のように、自動車販売会社の受付嬢に、「ナビもっていないんですか?」とゆわれずにすむ)。
これは、みんな認知症のとしよりが買うたもんや。一人のとしよりが、今年テレビ6台も買うたことがある(これで、テレビは、生活の友だとわかる)。
せやけど、うまいことゆうてもらってきたんやろとか、人聞きの悪いことゆわんといてや。家族から、「どうぞもらってください」ともらったんや。家族が怒っても、どんどん買うらしいで(ぼくも、何台もあってもしゃあないから、残ったもんは売って、焼肉食べた。
家族には、「先日はごちそうさまでした」とゆいそうになる。バブルのとき、ホステスは、プレゼントしたいとゆう複数のスケベーに、同じブランドのカバンを買わせて、一つだけ残して、みんな質屋に売ったことを思いだした)。
これも、今年の出来事に関係している。津波の場面ばっかり見て、不穏になったとしよりがいっぱいいる。
そして、地デジがあったやろ。世間は、「早う地デジにせい」とすごかった。最後のころは、NHKは、「砂嵐」を見せて、「こんなことになりますよ」と脅迫した。あれを見るたびに、としよりが何回も電気屋に行ったわけや。
ああゆうとしよりは、山田電機やジョーシンには行かへんから、こんなことになったのは、近所の電気屋も罪深い。
天網恢恢疎にして漏らさず。NHKの解約が何十万件もあるらしい。そうなると民放も見なくなるわ(朝4時に起きているけど、ちょろっとテレビをつけると、どこも、「早起きショッピング」や。テレビも末路をたどっている)。
とにかく、何十万円分ももらったんやから、そう怒るなとゆわれそうやけど、それとこれとは別や。
ところで、昔「あなたが私にくれたもの」ゆう歌があったやろ。ピアスやシャツやと、いろいろもらったけど、二股かけているのがわかったから、別れることが私のお返しじゃゆう女の子の歌やった(ちゃちいもんではあかんゆうテーマかな)。
そのように、贈り物には下心を添えてあるもんやけど、、ぼくがもらったもんは、テレビを使って国から脅迫されて買ったとゆう事情があるけど、家族の役に立ちたいという無垢の心のあらわれなんや(無理に言えば)。そんなきれいなもんならば、これからもいただくことにする。