「 長編」 一覧
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シーラじいさん見聞録
2016/09/29
「あっ、シーラじいさん」二人は同時に叫んだ。シーラじいさんも、ほっとした表情で答えた。 「シリウスとベガ、ご苦労じゃな。みんなはどこへ行ったのかな」 シリウスは ...
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シーラじいさん見聞録
2016/09/28
「海の中の海」を出ると、ボスを探しながら城をめざした。 ミラは1000メートル以上潜れるので一番下を、その上は他の者が担当した。 そして、リゲルは城からかなり離 ...
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シーラじいさん見聞録
2016/09/27
しかし、やつらを「海の中の海」近くで目撃したらすぐに帰ってくることという条件がついた。やつらがさきにここに来てしまっては、もはやどこにも逃げられないばかりか命さ ...
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シーラじいさん見聞録
2016/09/26
「やがて暗闇の中に大きな影が見えてきた。パパが言っていた城にちがいないと思ったので、警戒しながら近づいたんだ。 パパはその近くで敵と戦った。パパの話では、あちこ ...
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シーラじいさん見聞録
2016/09/25
オリオンたちも行きたかったが、やつらが帰ってくるかもしれないので、ペルセウスが1人で迎えにいくことになった。 「ペリセウス、すまないなあ」オリオンは声をかけた。 ...
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シーラじいさん見聞録
2016/09/24
副官が二人の見回り人に入口で監視するように言った。そして、他の者は奥へ行った。 娘とオリオンだけがその場に戻った。オリオンは娘をなぐさめたかったが、言葉が見つか ...
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シーラじいさん見聞録
2016/09/23
「はい、でも」 上官がいなくなった今、見回り人をまとめるのは、上官の直属部下だった見回り人だ。 「大丈夫だ。すぐに退却せよ」と叫ぶと、すぐに戻っていった。 すで ...
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シーラじいさん見聞録
2016/09/22
壁にぶつかる大きな音が続いた。奥から大勢集ってきた。見回り人たちが無事に帰ってきたのを見て歓声が上がった。 しかし、見回り人たちは、その歓声に応えることなく、そ ...
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シーラじいさん見聞録
2016/09/21
ペルセウスは急いだ。そして、改革委員会の部屋に飛びこむや、「作戦開始だ。幹部はすでに任務についたぞ!」と叫んだ。 それを聞いた者は色めきだった。いつでも飛びだせ ...
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シーラじいさん見聞録
2016/09/20
「この作戦には、がむしゃらに向かっていく勇気ではなく、恐怖に耐える勇気がいる。 それは、おまえのように経験を積んだ者しかもっていないものだ。 ありがとう、よくい ...