「 シーラじいさん見聞録 」 一覧
-
シーラじいさん見聞録
2016/08/04
「そうじゃな」 シーラじいさんは、そういうと、「海の中の海」に来たことを話しはじめた。 ジムというニンゲンが小さなボートに乗って漂流していたこと。オリオンが魚を ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/08/02
「シーラじいさん!」、「オリオン!」改革委員会のメンバーや見回り人が集ってきた。 どの顔も疲れた表情をしていたが、二人を見てほっとした笑顔を見せた。 よく見ると ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/08/02
シーラじいさんとオリオンもすぐ後を追った。 カノープスを右に曲がり、シリウスが間近に見えるところまで二日ほどかかった。 ここで誰かに聞くことにしたが、誰にも出会 ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/08/01
みんな気づいて、それを見守った。見回り人のようだ。シーラじいさんを囲んで大勢集っているのを見て、一瞬どこに行こうか迷ったようだが、改革委員会のリーダーが、迎える ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/08/01
リゲルは後を追いかけた。他の者もすぐについていった。 影は、それに気づいて、あわてて逃げたが、リゲルが先まわりをした。 影は反転して逃げようとしたが、オリオンと ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/07/30
報告書そのものには載っていなかったが、議論の内容から、そこには、温暖化という異常現象が起きているはまちがいない。過去100年を調べてみると、大気や海洋の平均気温 ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/07/29
半日ほど進むと、何か黒々としたものが見えてきた。幅も太く、何キロという長さの帯のようだった。 さらに近づくと、川のように蛇行していて、しかも、くねくね曲がりなが ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/07/28
「かまわないぞ」シーラじいさんは言った。 しかし、10メートル近いシャチは、体を小さくして、まわりをうかがっているだけだった。 「そうか。こっちに来い」シーラじ ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/07/27
そちらを見ると、海が盛りあがるのが見えた。そして、シューという音が聞えると、水が、噴水のように勢いよく吹きあがった。 そして、目の前を隠すほど高い波が一気にシー ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/07/26
彼らの姿が暗闇に消えると、シーラじいさんは、「わしらも急ごう」とオリオンに声をかけた。 オリオンは体のあちこち痛めていたが、初めての戦いを終えた興奮に包まれてい ...