「 シーラじいさん見聞録 」 一覧
-
シーラじいさん見聞録
2016/11/11
みんなほっとした表情になった。カモメは続けた。 「安全な場所に入ることを特別に許されたけど、一番端にいて、しかもお兄さんが子供たちに危害を加えないように家族が見 ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/11/10
「シーラじいさんはどこだ!」オリオンが思わず大きな声を上げた。 「みんなといっしょにいる。そして、きみたちが帰ってくるのを待っているぜ」 ミラは、オリオンとリゲ ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/11/09
「何をしやがる!」怒声が飛んだ。5頭はリゲルを避けて進もうとしたので、「ちょっと待ってくれ」と叫びながら、1頭ごとにぶつかっていった。 それでも、シャチは前に出 ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/11/08
みんなが緊張をするのを感じて、リゲルは大きな声で聞いた。 「まちがいないのか!」 「まちがいないわ。あなたたちの帰るほうにも仲間が一杯いるのよ。 クラーケンの影 ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/11/07
「みんな、ありがとう」リゲルやオリオンたちは叫んだ。 しばらくすると、あのカモメが下りてきて、「わたしたちの任務は終ったわけじゃないのよ」と少し怒ったように言っ ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/11/06
緊張が走った。みんなあちこちを見た。 「ほら、遠くで鳥が鳴いているでしょ?あの下にお兄さんがいるはずよ。 あれは次の集団にお兄さんが来たことを知らせている鳴き方 ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/11/05
オリオンは、パパにそう言うと、リゲルを見た。 カモメが追いかけているのがお兄さんにまちがいないだろう? そう思う それじゃ、行こう 行こう 話はすぐについた。 ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/11/03
カモメは飛びたつと南に行った。リゲルたちが向った方向とかなりちがう。お兄さんはこっちに向ったのか。 オリオンは、かなり下を飛んでくれるカモメを見ながら遅れないよ ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/11/02
オリオンは、影となって小さくなっていくリゲルたちを見送りながら、明日絶対あのカモメを見つけると誓った。早く見つけるためには空からも探さなければならない。 もちろ ...
-
シーラじいさん見聞録
2016/11/01
リゲルは、オリオンに目配せした。オリオンはうなずいた。 リゲルは、じっと自分を見ているペルセウスとシリウス、ベラに声をかけた。 「きみたちの気持ちはよくわかる。 ...