「 シーラじいさん見聞録 」 一覧
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シーラじいさん見聞録
2016/12/16
「そうだ。ぼくが話をするつもりだ」オリオンが答えた。 「赤く光る一つ目の怪物なんて地獄の生き物だ。話しなんてできるのか?もし、できても、ぼくらの考えがつうじるの ...
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シーラじいさん見聞録
2016/12/15
2人はハオリムシの子供に近づいた。そのとき、子供は、上を向いて、大きな声を出した。 「それじゃ、パパ、話してよ」 「おまえに言ったとおりだ。おまえから言ってやれ ...
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シーラじいさん見聞録
2016/12/13
「危ない。みんな下がれ」ミラが叫んだ。そして、赤い光の前に立ちふさがった。すると、赤い光の形が崩れ、ミラに襲いかかった。 しかし、どんなものかはわからなかった。 ...
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シーラじいさん見聞録
2016/12/12
そして、最後の力を搾りだして、空を飛んでいた鳥が驚いて逃げるほど大きな音を立てて飛びだした。 しかし、みんなほとんど意識がなかった。体だけが激しく動いていた。穴 ...
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シーラじいさん見聞録
2016/12/10
オリオンは、シーラじいさんがうなずくのを見るやいなや動きだした。 ベラが、すぐにオリオンを追った。その後、シリウス、ミラも急いだ。 リゲルは、シーラじいさんに、 ...
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シーラじいさん見聞録
2016/12/09
「オリオン、気がついたか。硫化水素を吸わなかったようじゃな」シーラじいさんが聞くと、オリオンはうなずいた。「それじゃ、後遺症はないじゃろ」 みんなはホッとした表 ...
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シーラじいさん見聞録
2016/12/08
「よし、ぼくの背中に乗せてくれ」ミラは、そう言うか早いかオリオンの下に入った。 そして、そのまま動きだした、リゲルたちは、オリオンが落ちないようにしながら、ミラ ...
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シーラじいさん見聞録
2016/12/07
「リゲルとミラを探したんだけど、見つからないんだ。2人がここへ来たら、10分間だけ穴に入ったと言ってくれないか。事情は後で話すから。もちろん、入れなかったら帰っ ...
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シーラじいさん見聞録
2016/12/05
パパと言われている人に話そうと思ったが、みんな同じように揺れていてわからなかった。ペルセウスは、体は真っ白で、上が赤いと言っていたが、それもよくわからない。少し ...
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シーラじいさん見聞録
2016/12/04
海面に上がらなくてもいいマグロのペルセウスと、誰よりも遠くのものを見るのが得意なベラと、かすかなにおいも逃がさないシリウスは、主に穴を見張り、リゲル、オリオン、 ...