社会ビジネス

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復活ノート

「社会ビジネス」
50年ほど前、実の子供が父親を殺す事件がありました。ただし、子供は30才ぐらいの女性で、父親はその長女に子供を産ますという事情がありました。
当時は、肉親を殺すことは尊属殺人と言われ、死刑か無期懲役でしたが、そういう理由もあり、かなり軽い刑が出たと思います。
そして、尊属殺人に特別な刑を与えるということは憲法違反であるというきっかけになった事件です。
その事件そのものは特殊なケースでしたが、一般的には、子供が親を、親が子供を殺すなどありえないという常識がありました。
しかし、今や、育児、介護などを理由に毎日のように家庭内でおぞましい事件が起きています
乳児に手をかけることはともかく、一線を超すまでには、家庭内で深刻ないざこざや軋轢(あつれき)が起きているはずです(「家族という病」という本が売れているそうです)。
成人、未成年にかかわらず、重大な事件を起こした者に対して、裁判官は、たいてい、「家庭に問題があった」という文言を入れていますから、家庭という存在は、両親が揃っているいないにかかわらず、人間にとって決定的な影響を与えるもののようです。
世界を見ても、小競り合いや紛争が頻発しています。これはアメリカなどの大国の影響力が弱くなったというより、近隣の国同士が互いを非難するkとが増えてきたからです。
かくして、世界が火薬庫になったのです。世界中の人が息苦しさを感じているのです。、
日本への観光客が飛躍的に伸びているそうですが、それは、経済的な要素も多いですが、日本の社会に安らぎを見つけようとしているのではないかと思います。、
自分の子供が保育園の入園を断られた親が、「日本死ね」と言わざるをえない不満も数多くありますが、外国からは、それでも、「日本は平和だ」と思われているのですね。
日本人も外国人も、今はそうでなくとも、やさしさにあふれた社会を求めているのですから、何かできませんか。
もちろん、政治が動かなければならないことが多いのですが、自分が当たり前に生活するだけで、苦しんでいる人に何かできるようなシステムがありませんか。
今流行りのポイント制度、ボランティア、SNS・・・。持ち駒はいくらでもあります。日本のためにも、世界のためにも、何かしましょう。