再生サービス

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復活ノート

「再生サービス」
安倍政権が、「再チャレンジ計画」ということを打ちだしたので、これはと思いました。
今まで、野党でも、こんなことをいうのはなかったのでから。
年間3万人の自殺者が出ているといわれていますが、その中で、事業が頓挫した経営者の比率は相当高いはずです。それなのに、予算は、たったの8億円です。
「再チャレンジ計画」では、事業の復活をめざしている私たちが、しかるべきところに事業経歴や復活計画を出した上に、事業経験を担保に、無利息で事業資金を貸してもらえるものと思っていました。
しかも、返済は、復活するまで待ってもらえるかもしれないとさえ考えていました(半分冗談ですが)。
私たちは、元々、そんなことは当てにしていませんが、事業で成功していようが、失敗しようが、人生そのものは、20年以上続きます。これは、とても長い時間だと思いませんか。
よしんば、失敗していても、身についた経験は、負債の何十倍の価値があるようする気がします。
さらに言えば、どんな人間も、60歳ぐらいで博士号を取れるとさもありなんと思います。それくらい人生や事業の経験は貴重だと思います。
しかし、今は、そんなこと言わないようにしましょう(そんなことを言っているから、こんなことになったのだと非難されるかもしれませんから)。
とにかく、今からの20年は、自分が若いときの、つまり未経験の40年間に値する思うことが、これからに対する自信の源になるはずです。
ところで、最近「脳トレ」と称するパソコンゲームが流行っていて、20代の若者が、「脳年令」が、45才だと59才だとかはしゃいでいます。まるで年を取ることが、この世の地獄のように思われています。脳という「容器」だけが若くても意味がありません。
私は、「脳トレ」ではなく、「ノートレ」と言っています。ノーテンキの「ノー」です。
今となっては、昔事業の勢いがついたとき、今の経験があれば、こんなことにならなかったのにと悔やむことがありますが、徳俵で、相手に、どう「うっちゃり」をかますかは、若いときにはできなかったのですから、現状を悔やむ以上に、経験を生かす術を学ぼうではありませんか。
夢は、私たちにこそ必要です。しかも、3年がんばれば何とかなったという経験に裏打ちされた夢。しかも時間はたっぷりあります。
「再生サービス」は、顧客の年令に関わらず、自分の夢が、なぜ実現しなかったのか、あるいは途中で頓挫したのかを分析し、その顧客の夢と経験を支えるサービスです。
これを土台にして、各種のビジネスを展開できると思います。