終わりサービス

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復活ノート

「終わりサービス」
終わりよければすべてよしと申します。落語にぴったり合います。
このことわざは日本のものかと思っていましたが、どうも、イギリスの、しかも、シェイクスピアの戯曲のタイトルから世界中に広がったようです。
学生のときは、1600年代の戯曲を勉強させられたのですが、古い英語いなので、めんどくさかったものです。
「All‘s Well That Ends Well」か。なるほど、なるほど。先行詞がallなら、関係代名詞はthatでした(表現上離れていますが)。
とにかく、私の今の状況なら、このことわざにしがみつかなくてはなりません(つまらないことは忘れ、大事なことは覚えてといういう条件がありますが)。
さらに、このことわざを論証すれば、「終わり」を始めるためには、それ以前の混乱を収拾しなければなりません。
そうして、「終わり」が始まるのです。混乱をそのままにして、「すべてよし」になるとは
思われません。
最近、原発を終わらせようと小泉元首相があちこちでしゃべっていますが、自民党からは、「政治家でもない人間が」と冷たいものです。
この人間は、郵政民営化のときでも、結論しか言わないので、反発を受けていましたが、今回は、その理由を述べて、「どちらが無責任か」と元気です。
このままがんばってほしいものです。今日、(11月10日)の新聞には、反原発団体がサイバー攻撃を受けているといるという記事が載っています。
原発もいつかは終らなければならないのに(天災もさることながら、どこかの国の原発がテロ攻撃されたら終わらざるをえません)、終わらせたくない者は、あの手この手を使っているとしか思えません。
つまりは、「終わり」がなかなか始まならないということですが、個人の場合でも同じようなことがあります。
離婚したくても、結婚の何十倍のエネルギーがいるのであきらめた人もいるでしょうし、経営も、毎月の資金繰りにふらふらでも、社員、顧客などのことを考えると、「廃業」という選択に二の足を踏みます。
ようやく、「終わり」が始まったときには、エネルギーが残っていなくて、すべてあきらめざるをえないということになります。
それでは、「終わり」を始めるためのサービスはどうですか。日常生活や経営上の厄介なことを引きうけます(離婚問題も扱いますか。それが一番注文が多いかな)。
ここを飛びたつためには、何と何がいるか。そして、どうするかなどを提示します。みんな頭が混乱していますから助かります。
料金は、必要経費の10%ぐらいにしたらどうですか。それで、エネルギーを温存して、自分が求めていた「終わり」がはじまるのです。みんな心から喜んでくれるでしょう。
私も頼みたいことがあります。離婚のことではないですが。