ネットリサイクル

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復活ノート
「ネットリサイクル」
復活する方法の一つとして、今勃興をしつつある、あるいは、社会的に定着したビジネスを検証して、(1)何が欠けているか、(2)求められている付加価値は何か、(3)どこにニッチがあるかを見つけてから参入することをお勧めしています。
「創業者利得」という言葉は、株式を上場して利益を得ることだけでなく、ビジネスそのものにもあります。
つまり、そのビジネスが社会手に受けいれられれば、「最初にはじめた企業」というブランドがついてまわるのです。それは、大きな広告効果になります。
「これは儲かる」と参入しても、同じことをしていれば、二番煎じ、三番煎じとして、いつまでも、「後塵を拝する」しかないのです。
創業者(社)に追随し、肉薄するためには、たえまのない検証が大事です。
それでいいますと、「ネットオークション」は、その売上げが、何兆円にもなるそうですから、相手に不足はありません。
以前、介護用品にしぼったオークションを提案しました。まず、アイテムを絞ることがはじめやすいのと、介護用品は需要が高いからです。
その後、生活レベルは悪化の一途をたどるようになりました。
おとしよりの立場になれば、いくら医療費が上がっているとはいえ、国が「年金のちょろまかし」をしたり、車と食べものの取りあいをするとは思いもつかなかったでしょう。
若者だけでなく、おとしよりも、自分たちが社会でどう思われているか敏感にわかるもの
す。
使わなくなったもので、小遣いを稼ぐ「ネットオークション」もいいですが、ここは、「ネットリサイクル」はどうですか。
いらなくなったが、他の人には役に立ちそうなものを出してもらうのです。それを必要とする人は、輸送費など経費のみ負担します。
そうは言っても、解決すべきことはたくさんあるでしょう。(1)おとしよりはネットをしない、(2)誰が荷造りをするのか、(3)それを売るなどの不心得者にはどう対処するのか。そして、もっとも大事なのは、(4)どうして利益を出すのかなどです。
(4)については、もちろん、これだけで食べていけません。本業の付帯サービスとしてはじめ、地域も限定するのです。
これを続けていけば、マスコミが扱ってくれるようになります。まず新聞の片隅からはじまりますが、段々大きくなっていきます。
そして、地元テレビが取材に来るようになると、やがてNHKが来ます。
そうなれば、社会的認知度は一気に高まるでしょう。
おとしよりや生活に困窮している人にとって「光」となるビジネスは、絶対あると思います。