
個別洗濯サービス
{ 2016/06/05}
復活ノート
「個別洗濯サービス」
最近、金属が高騰しているとかで、各地で、「火の見やぐら」の半鐘や公園の駐車止めなどの盗難が報道されています。
その後も、墓地の花立て、溝蓋、給食の容器、電線、フェンスなど、あっと驚くようなものが消えています。
金属関係の知り合いに聞いたところでは、マスコミからの取材が殺到しているとのことです。盗難らしいものが入っていますか。どう対応されていますか・・・。
彼らは、こういうことが多発するのは、マスコミの過剰報道が原因であると見ています。
「儲かるなら、おれも、いっちょやってやるか」という不心得者を煽っていると言うのです。
新規ビジネスも、そういう面があると思います。マスコミ(特にテレビに)に取りあげられると、ビジネスを探している人がわっと集まることになります。
たとえば、カラオケ、回転ずし、CDレンタルなどを考えると、それは、一大ビジネスになる導火線の役割になりますが、単なる物真似だけでは、後塵を拝すばかりで、ビジネスマインドと資金を台無しにするおそれがあります。
今なら、ITや団塊世代向けのビジネスが、そうでしょう。
ベビーシッターや介護、ハウスキーパーサービスの先陣を切った私の場合は、マスコミに乗ったことが、成長のきっかけでした。まず、このビジネスを最初にはじめた会社が一番に取りあげられるのです。
マスコミ報道という導火線も、まず、新聞の片隅で、「アイデア商売」とかで紹介されます。その後、どんどん紙面は大きくなって、次にNHKです。ニュースのトピックスの後に、ビジネス特集などで取りあげられると、お墨付きとなって、民間のマスコミが、毎日のようにやってきます。
よく「これを広告代で計算すれば」といわれますが、株の上場で使われる「創業者利得」を得ることができます。
そのビジネスに興味があれば、そのビジネスに将来性があるか、あるとすればどのくらいかをじっと見ておくことが大事です。
そのビジネスのウイークポイントや改良点を見つけると、そのビジネスに参入できます。創業者(あるいは創業会社)は、有頂天になっているでしょうし、組織が急激に拡大すれば、必ずほつれが出てくるからです。
また、浮ついたマスコミに踊らされることなく、昔からあるビジネスを改良していくことのほうが成功する確率が高いと思います。
現在は、家事は、アウトソーシングの時代ですが、そこを考えていくのです。衣服は作らないし、食材は買う。また、レストランなどで食事もする。
後は洗濯です。その家族の洗濯をすべて請けおうのです。毎朝、袋に入っている洗濯物を取りに行って、夕方届ける。
下着はどうしますか。どのようにたたみますか。料金システムはどれくらいにしますか。
女性の抵抗をどう乗りこえますか。ハードルは、いくもあり、しかも高いです。
家族、特に仕事を持っている主婦、介護を抱えている人、また独身者にとって、労力や時間の節約は魅力でしょう。ハウスキーパーを雇えば、家でやってくれますが、料金は全然ちがいます。
皆さんのご意見をお待ちしています(興味がある人は、相談に乗ります)。