生きなおし

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復活ノート

「生きなおし」
「今は、うっかりしていると100才まで生きる時代です」
残念ながら、これは私のオリジナルではなくて、先日の新聞で、ある漫画家が言っていた言葉です(ムーズで、「今年のお言葉」にしたいほどですが、お陰でどんな内容か忘れました)。
確かに今は長生きです。100才を越えている人を何人か知っていますし(あるおばあさんは、眼鏡もかけずにミシン仕事をします)、毎日話をする人はほとんどが80代、90代です。
みんな、老境という雰囲気ではなく、普通の「庶民」です。これも、予防医学の成果でしょうが、他人事ながら、気に食わないことが一つあります。それは、体のどこも悪くないのに、すぐに「としよりだから」と言いわけする人が多いのです(真意はわかりませんが)。
そういう人は、若いときは、「まだ若くて経験不足です」とか言っていたかもしれません。
確かに体力は衰えますが、頭脳は(記憶力も含めて)、そう衰えることはないと医学的に実証されています。
その証拠に、社会の出来事に対して辛辣な批評をする人がいます。それなら、自分を見る目も衰えていないでしょう。
要するに、現代は、60才になっても、あと40年以上は生きる覚悟をしなければならないのです。「としよりだから」と人生の半分も言っていてもつまらないでしょう。
世間のとしよりはおいとくとして、経営の失敗など時間的にはわずかなものといえます。
それなのに、失敗から学んだことは多い。ビバ、失敗!です。
しかも、今では、世の中のことは手に取るようにわかるし、子育てなど時間の制約もありません。
金がないのは少し困りますが、持ち駒の数と比べたら、屁でもない(としておきましょう)。
それで、私も、還暦を2年過ぎましたが、「生きなおし」に取りくんでいます。
私の失敗の原因は、人使いと時間使いのまずさです。人使いのまずさは、「人嫌い」が根にあるのですが、それはゆっくり直すとして、時間使いの修正はすぐにできると考えて、午前5時に起きることにしました(今までも、6時すぐに起きていましたら、そう早くなったわけではありません)。
とにかく、早朝、昨日の復習、今日の予習をやります。反省などしません。自分をほめまくります。そして、文章を考える時間にあてます。
最初、寝不足でぼっとしていましたが、それは、会社に、ある工事が入るので、それを考えていたので熟睡できなかったようです(私は、そんなことを気にする性質なのです)。
それがすむと、5時に起きても爽快なことがわかりました。
もう少しリズムができると、4時、3時に起きようと思います(4時前後に寝ていないと体内時計が狂うと聞いたことがありますが、試験的に起きようかと思います)。
今まで朝早く起こされると、損をしたような気がしました。しかし、自分の意志で起きると、得したような気分になります。時間を自在に使っているという余裕は気持ちのいいものです。
時間がそうなら、時間の集積である人生でも、そうなんだろうと思うようにしています。
それが、生きなおしになると思います。お互いがんばりましょう。