
移住サービス
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復活ノート
「移住サービス」
強烈な高温多湿、記録的な大雪、豪雨、雷などは、すべて「温暖化」で説明できるようです。
だから、「今年は、何らかの偶然で、例年以上に寒かった、暑かった」ということが言えなくなり、毎年このようなことが繰りかえされるのです(逆に、「何らかの原因で、今年は、例年の冬や夏だった」と言われるようになるのでしょうか。ただし、気温などは、どんどん上がりますから、10年後、20年後に、「例年の冬や夏だった」と言われても、うれしくはないでしょうが)。
とにかく、人間は柔軟性があるはずですが、肉体の許容範囲を超えた気象状態になっていますから、老人、病人を直撃しているのです(最近のネット記事には、甲子園大会の地方予選の試合中に倒れる生徒が続出しているそうですが、どこかの監督は、「根性が足らん」などと発言しているそうです)。
赤道が東京の上を通るような状態になっていますから、魚はどんどん北上し(動けないサンゴ礁などは死滅し)、植物も、北に向かっているそうです(フランスのボルドー、ブルゴーニュなどのワイン産地では、将来ワインができなくなるかもしれないと言われていますし、日本の米は、北海道しかできなくなると予測する専門家がいます)。
哺乳類、両生類などは、気象条件に合った進化をしないと生きのこれません。
特にヒト、その中でも、日本に住むヒトは、地震、原発という危険要因がありますから、生存率はさらに下がっています。
地震予知の研究は、何十億、何百億という予算が出ていますが、結局、いつ起こるかは予測できないということになりました(ただ、東北の地震の規模が起これば、どうなるかという研究だけなのです)。
それに伴う原発の危険性をどう捉えるか?安全を高めて稼働すれば、安く電力を作ることができるので、国と国民は豊かになれる、あるいは、原発を動かさずとも、電力が不足をしないのだから原発を廃止するのが国民を守ることになる。
そのどちらかに分かれるわけですが、後者を取る人は、さらに二つに分けることができます。つまり、日本に留まるのと日本を出るのと。
21世紀の移民サービスをはじめましょう。戦前戦後は、口減らしのために、ハワイ、ブラジル、ペルーなどに移住しました(特に、長男以外の者が多かったようです)。
「日本を出ます」と言えば、「日本は困っているのに、愛国心はないのか」などと言われることは少ないはずです。日本を出ずとも、大勢の人が政府に愛想を尽かしています(いくらお金を刷っても、国民の生活のために使ってくれません)。
それでは、どこに移住するのか。既存の国が渋るのなら、国は作ればいいのです。世界中から資金が集まります。国土を提供する国もあるはずです。
原発がなければ、そこは新天地です。自分の生活を、自分の人生を、誰に邪魔されることなく作ることができます。私も行きたいと思います。