方針

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復活ノート

「方針」
「人生、山あり谷あり」といいます。一般的には、山は絶頂期を、谷は不如意の時期をあらわすのでしょうが、どんなときにいても、何が起きるかわかりません。
諺に則して言えば、谷にいて、地震が起きると、上から岩が落ちてくるかもしれないし、地割れに落ちてしまうかもしれません。
さりとて、山にいても、振りおとされると、谷にいるとき以上の高さを落ちてしまいます。
どちらにいても、被害は免れません(山にいるほうが、致命傷が少ないような気がしますが)。
手足をもぎとられたような事態になったことに動転して、パニックになることがあります。日頃賢明な人があんなことをしてとなる場合があります。
倒産や貧困で自殺する人が年間3万人もいることが社会的問題になっていますが、本人も、死後もどこかにいれば、後悔しているでしょう。
また、交通事故の現場で自殺する人もいます。もちろん加害者なのですが、たいへんなことをしてしまったという思いで、後先がわからなくなり、救急車やパトカーが来る前に、自殺するのです。
普通の精神状態なら、自殺することなど想像もできませんが、そんなときは、この場から一刻も早く逃げだしたいという思いが、背中を押すのでしょう。
自分を早く取りもどすためにはどうするか。何らかの方針を早く決めることです。
しかし、すぐに方針を決められるのなら、苦労をしないよと思われるでしょうが、その通りです。
私など、資金繰りが苦しかったのに、頭のどこかで、「何とかなる」と思っていたので、裁判所で会社の破産を認められると、一気に気が動転しました。
経営者なら、夢をどう実現するか方針を考えるでしょう。同時に、転変地異だけでなく、不渡りを食らえばどうするかも方針を考えておくことです。
それは、私案であり、試案です。だから、もし恐れていたことが実際に起これば、状況に応じて、変えることも大事です。
パニックが起きたときに、「シアン」をもっていることが大事なのです。
私のことに戻れば、顧問弁護士と相談していたのですが、「在宅の保育サービスや介護サービスの会社を30年以上しているのだから、ここは思いとどまって、再起をめざせば」とアドバイスを受けたのですが、パニックの気配に負けてしまったのです。
私の日頃の怠慢で、取引会社、社員、家族に迷惑をかけました。
「人生、山あり谷あり」は、方針の有り無しで、その高度さを少なくすることができると思うべきです。
宇宙には、物質以上に、反物質というものがあって、それが宇宙を動かしていると言われています。
私たちにも、もしもと考えるエネルギーが、夢に向かうエネルギーを動かしているのかも
しれません。