保険ビジネス

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復活ノート

「保険ビジネス」
台風などでリンゴが不作になると、一夜のうちに、何千というリンゴが農園から盗まれます。
うなぎの偽装が発覚すると、「土用の丑の日」近くになると、うなぎ屋から大量のうなぎが消えます。
しかも、どれも嵩(かさ)があるのに、犯人は杳(よう)としてわかりません(捕まっていても、マスコミが報道しないだけかもしれませんが)。
しかし、今回のガソリン高騰で、パトカー乗務の警官が、パトカー用のガソリンをちょろまかしたのは報道されました。
このような事件は、リンゴやうなぎが高く売れて儲かるはずという魂胆から引きおこされたのでしょうが、本来自分のほしいものを手に入れることが目的なのに、いつのまにか金をためることが目的になってしまった、生活の歪(ゆが)みを見せてくれるような気がします(もちろん、他人の物を無断でもってかえるのは犯罪ですが)。
それなら、そのような現代人の心理を踏まえたビジネスを考えることはできませんか。
いろいろあると思いますが、たとえば保険です。
私たちは、いざというときのための資金を得るために、保険に加入しますが、大手生命保険会社でも、不払い問題が多発しています。
また、アリコ、チューリッヒなどの外資系保険会社は、不当広告で行政処分を受けています。
「病院代や葬式代も出ます」などと、芸能人を使ってテレビコマーシャルをしていますが、免責事項はいわないということです。
私の父親も、子供に迷惑をかけないようにと思ったのか、そのような保険に入っていました。
「掛金が変わらない」という謳い文句ですが、それは、つまり「高いまま」ということです。
父親の場合、5年間入院しましたが、病院代も葬式代も出ませんでした(300万ほど掛けて、50万円返ってきただけです)。
老齢の親をお持ちの方は、一度チェックされた方がいいです)。
話を本題に戻しますが、今回考えるのは、信用がない貨幣ではなく、役務(役務)サービスを提供する保険(共済)です。
実は、5年前まで、このような保険(共済)を展開していました。
いざというときに、私の本業である介護サービスを提供するものです。いくら金を積んでも、質の悪い介護スタッフではどうしようもありません。
かなりの会員数があったのですが、本業をやめたので、これもやめざるをませんでした。
自分の本業だけを提供することもできますし、いろいろなサービスをまとめる「協会方式」もできます。興味があればお教えします。