チラシサービス
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復活ノート
「チラシサービス」
「当店より安い価格があれば、そのチラシをお持ちください」という挑戦的な広告を、電気製品の店などで見たことありませんか。
特に、近くに他店ができるときなどは、「そこを潰すぞ」という意気込みが感じられました。
大型テレビなどが飛ぶように売れた時代によく見ましたが(と言っても、20年も立っていないはずです)、最近は、おとなしいものです。
パソコンも売れず、次の大型テレビと言われる「4Kテレビ」もまだ100万円もしますので、今我慢のときとばかりに、吸収・合併などで生きのこりをかけている最中です。
当然、それを作る家電メーカーも、パソコン、ケータイなどの生産中止をする会社が出てきました(何でも作る「ゼネコン」では、生きのこれなくなったのです)。
そんなことで、折込みチラシが少ないと、新聞販売店も困りますが、庶民も困ります。
それは生活に直結しているからです。
私は、介護コンサルタント業のかたわら、「おとしよりのための弁当」を作っていますので、毎日、スーパーのチラシを見ていますが、セールをするスーパーには大勢の客が詰めかけていますので、普通の人も毎朝チェックしているのがわかります。
ところで、最近は、ケータイやスマホがあるので、いわゆる「家電」(固定電話)がない家庭が増えました。
しかし、チラシは、「新聞に挟まれているもの」というイメージがありますので、新聞は別に読まないが、チラシは見たいので新聞を取っているという家庭があります。
しかし、新聞代は毎月4000円弱で、年間5万円もかかりますから、ここをつけば、新しいビジネスができます。
つまり、ニュースはテレビでわかりますから、最新のチラシのみを届けるビジネスです。
新聞のように毎朝届けます。スーパーの場合は、同じ商品でも、1円、2円でも勝負の分かれ目になりますから、チラシはきりきりまで外に出ません。
しかし、新聞販売店のように、新聞が届いてから挟むという作業がいりませんから、新聞チラシより早く届けることができます。
もちろん、会員組織を作って、会員のみに配るのですが、「これは、このスーパーで、あれは、あのスーパーで」という配達サービスなどもできます。
そうなれば、スーパーなども、「会員価格」を飲んでくれるでしょう。
そうやって、会員が増えれば、スーパーを束ねることができますし、スーパー以外の企業も、協賛企業になってくれるでしょう。
すでに、ネットで注文を聞き、すばやく配達をするサービスがあるようですが、ネットができない、できても、どうもなじめないと言う人は大勢います。
ネット社会になりつつありますが、だからこそ、人と人がおしゃべりするビジネスが求められているのです。