{ }

復活ノート

「夢」
正月に集まったとき、次女の婿と話をしましたが、楽しい時間でした。自分が知らないことを教えてくれました。婿は野菜を扱っていますが、それやそれに関係することです。
まず、フルーツの卸し関係の会社がどんどん廃業しているそうです。
原因は、ずばりフルーツが売れなくなったからです。普通のみかんはともかく、皮の硬い柑橘類はまったく売れないそうです。
「今どきのやつは・・・」と言ったのですが、「としよりはむけないらしいですよ」と答えました。
なるほど。としよりが増えている。しかも、それに応じて、独居が多いので、皮をむいてくれる家族がいないとなるようです。
それなら、同じ独居でも、若者もめんどくさいことはしない(小道具としてのホームごたつもないか)。
しかも、フルーツは、「持ち」が悪いので、営業的にはおもしろくないそうです。
野菜も、同じように料理をしない人には不用のものです。しかも、葉物は、生育が天候に左右されるので、規模の小さい会社では危険があるようです。
それから、全国的規模のスーパーや中小のスーパーについても話してくれましたが、消費者に信頼があるスーパーは、当然でしょうが、返品も多くて、問屋はふらふらだそうです(動物園に野菜を収めている知りあいは、動物からクレームが来ないので楽だそうで、月100万円売るそうです)。
「その点、すごいのは玉ねぎです。和歌山のある玉ねぎ農家は半年働いて、売上げ4000万円です。その半分が残るそうです。しかも、天候に左右されませんから安心です。
それに、しっかりした販売ルートを持っていますから、売れ残りがありません」とのことです。
「それを狙ってみたら」とそそのかすと、「ぼくも今調査中です」と答えていました。
やはり、どんなビジネスには、社会の状況が反映しているのですね。
不況産業と言われるビジネスでも、社会の動きを見ながら、「手を替え品を替え」しながら生きのこることもできるのです。新規参入でも、荒地に入ることもできるわけです。
今年の夢を語るなら、童話をビジネスとするならどうしたらいいでしょうか。この欄に書いているような童話なら、1000以上あります(「1日1童話」がモットーです)。
なんなら毎日でも出せます。本の出版は高いですから、やはりスマホか。
ラインのスタンプで、何百万と儲けている者がいるそうですが、こんな童話を書いている者は少ないでしょう。
名前はいらん、金がほしい。おっと!夢を語るうちに、本音が出てしまいました。
今年もはじまりました。大いに迷ってください。誰でも経験していると思いますが、時間がかからないほど、満足できる結論に達することがあります。
そうしたら、後は実行のみ。実行することほど楽しいことはありません。努力に比例する成果が待っているのですから。今年もがんばりましょう。