カーシェアリングビジネス
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復活ノート
「カーシェアリングビジネス」
景気はよくなるのでしょうか。利益を出している大企業に昇給を進めても、中小はついていけるのかどうか疑問です。
消費税や電気代、ガソリン代などが上がれば、収入が増えないのに、生活費だけが上がるということになります。
「子供の夢を叶えてやりたいじゃないですか」と言う親が出てくるCMがありますが、どの親もそう思っているでしょうから、父親は、どんなきつい仕事をし、母親は、パートに出て、塾、習い事などに通わせているのです。
自分のことを考えると、4人の子供がいますが、みんな留学させたのはバブルのおかげだった、今なら、ぼくのような、ぼんくら経営者なら、学校を途中で辞めさせただろうと、つくづく思います。
今、自分の子供が、育児真っ最中なので、子供服をせっせと送っているのは、多少援護できるかなという思いがあります。
最近、焼き鳥屋や居酒屋には、家族連れが多いとか、「ハツお願いします。塩で」と小学生が注文していると書いたことがありますが、現代の家庭を表している現象なのかもしれません。
つまり、家族全員が忙しい、ファミレスは高い、居酒屋・焼き鳥屋はおいしくて安い、しかも、楽しいというわけです。
それなら、ファミリー向けのキャバレーなども受けるかも知れませんよ(ホステスが、一家の結束を高める役目をするのです)。
元祖ファミリー向けなら「回転寿司」でしょうが、あのビジネスも、「元禄寿司」が初めて企業化しましたが、長い間、「そんな寿司はうまくない」という先入観を打ちやぶることができませんでした(ビデオやCDのレンタルビジネスも、レコード会社の抵抗で一時火が消えました)。
ビジネスを考えるなら、「火が消えたもの」、あるいは、「隆盛を極めているもの」を攻めましょう。
今回は、「火が消えたものの」を取り上げます。
それは、「カーシェアリング」です。「用事があるときだけ車を貸す、借りるビジネス」です。
もちろん、今でもマンションや企業では、そういうサービスがありますが、一般社会までは広がっていません。
事故(自損を含めて)、車検と、車を所有すれば、大きな出費があります(それに、燃料代です)。
客からいえば、毎月の費用が決まっていて、事故のときも、すぐに対応してくれる、車のチェンジもしてくれる。その他、「ドラえもん」に頼むように、何でも頼めばいいのです。
それに、いや、それ以上に応えていけば、必ず成功します。