世界三大がっかり(2)
今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~
「世界三大がっかり」(2)
前回は、「がっかり」と思うことは、「自業自得」が原因やとわかった。自分の「自業自得」を考えるのは後からにして、まず世間の、いや、世界の「自業自得」から考える。その最たるもんは、禁煙運動やろ。
タバコ吸いが、車の灰皿にたまった吸殻をごっそり道に捨てたり、すし屋でプカプカ吸うたりせんかったら、「健康に悪いそうやけけど、本人はおいしそうに吸うているから」と、「基本的人権」は認められたはずや。
なに?あの自販機に書いてあること。「タバコを吸うと心臓病になる、肺気腫になる、奇形が生まれる」。これでもか、これでもかと脅迫しているけど、あそこまで行くと、もっと吸うたろと思うもんも出てくるやろ(ぼくも、タバコをやめてから20年近くなるけど、この状態を見たら、吸うたろかという気になる)。
さらに、最近「タスポ」とかゆうシステムを入れている。「タバコの 吸殻 ポイ捨て」と、タバコを吸うもんが逆襲してきたのかと思うたけど、未成年に吸わせないためやと。
それやったら、自販機で売るのをやめたらええと前からゆうているけど、それはしたくないようや。
とにかく、タバコを吸うもんは、「遠くの病気より、近くのストレス」という判断なんやろ。
最近は行かへんけど、交通事故や違反などで警察へ行ってみ。警察官、被害者、加害者が、みんなタバコを吸うているから、部屋中煙だらけや(せやから、真相がわからへんのか)。
この前、ある弁護士と会うたけど、歯ぁ真っ黒や。「予定表と歯ぁの黒さは比例する」なんてね。
「今日も元気だ。タバコがうまい」という名コピーがあったけど、「元気でいるためには、タバコがいる」とゆうことなんやな。
他にも、「自業自得」はいくらでもある。「あれは、使いまわしとは思っていない」とか「金儲けは悪いことですか?」などと開きなおると、反発や妬みを買う。
これで、「世間三大自業自得」ができた。ようするに、「やったら、やられる」のが世間の常識や。
そこで、一人一人のことや。「がっかり」と思うことは、「自業自得」が、主な原因やったけど、嘆いてばかりいてもどうしようもない。
「もったいない」とゆう言葉を取上げた人は、ノーベル賞が貰ろたけど、ぼくも、人を元気づける言葉を提唱する。
「しゃあない」や。「すんだことはしゃない」とか「しゃあないもんはしゃあない」などと使う(誰でもしっているてか)。
「あいつのせいで、ああなった」と「おれが、あんなことせんかったら」の「堂々めぐり」をしていても、それこそ「しゃあない」。
すんだことを完全に忘れられんでも、夕陽に向って走るエネルギーを作ってくれるのが、「しゃあない」や。
「世界中を元気にした」ゆうて、ノーベル賞の参加賞ぐらいもらえるかもしれん。
せやけど、悪いやつにも「言い訳」をさせるしなあ。そんなこと考えんと、まず自分に使えてか。