選択

   

今日も、ムーズがやってきた~あなたと漫才を~

「選択」
「生きる」ゆうことは、どんなことやろ。「飲み食い」だけやったらええのやけど、普通の人間として生きるためには、「選ぶ」とゆうことが、一番大事やな。
誰でも、進学、就職、結婚と、すべて自分で選んできたんや。
毎日の生活も、そうやな。今日は、何しよう、何を食べよう、どこへいこう・・・。
どの歯ブラシ、かみそり、シャンプーを選ぼうということもある(こいつらは、ぼくらを、悩まそう、悩まそうとしてるやろ。これについては、「小林製薬」とゆうテーマで書く)。
最近では、サプリメントも、強烈やな。若返るとゆわれてる「コエンザイムQ10」たらは、売れて売れて、作る材料がないゆうてるで。不老不死の薬やと思われているんや
夕方になると、今日は、どこで一杯の飲もかと、店を選ぶことになる。そこで、昔の彼女と、偶然会って、進むべき道を選ぶことになる。冗談、冗談!これ以上は、安もんのドラマみたいになるから、止めとくわ。
要するに、生きているとゆうことは、「選ぶ」とゆうことや。
ドラマついでにゆうと、今は女優ゆうほどのことではないけど、女性タレントは、自分が商品やから、どの道を選ぶかは死活問題や。もっとも、所属会社が決めることやけど。
藤原紀香はどうするんやろ。国連や格闘技などで生き残ろうと必死やけど、いろいろ考えいるんやろな。コマーシャルも、中古車のんをやっているから、トヨタ、日産は、来ないで。サラ金に出ているタレントは、次、たいへんや。清純派で売れへんし。
スポーツ選手は、自分で決めるやろけど、逆に、マーケットが広くなっているから、迷うやろな。
この前から新聞に載っているけど、学校も行かへん、仕事もせえへん、技術も身につけへん若いもんを、「ニート」ゆうらしいけど(ちょっと前は、ディンクスゆうのもあったな)、あれも、サボりやなしに、選ぶことが、うまいことでけへんからやないか。
毎日、毎日、どっちしよう、どこへ行こうと選ぶことが苦手から、「ひきこもり」になるんや。人格が、まだできてないのに、親や教師に、「好きな方を取り」ゆわれても、選ぶ根拠がないから、不安になるわな。
情報を集めて、第一希望、第二希望なんてむりむり。「選ぶことは、選らばれること」でもあるんや(これゆうたら、長くなるから止める)。うまく選ぶためには、長く生きることが必要なんや。「人生の大事」を選ぶのは、ゆっくりでもええし、来年のことも、時間がある。こうゆう段取りを決めるのも、人生経験や。
でも、みんなで食事に行っても、リゾットなんか選びなや。みんなのが来ても、なかなか来(こ)うへんで。先に食べえやとゆわれた方も、気ぃ使うて、食べたような気がせえへん。待っている方も、どこ見てたらええのかわからん。話も、弾まへん。最後には、口の中、やけどしながら早食いせんとあかん。選ぶことは大事や。

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