田中君をさがして(31)
2016/04/05
次の日曜日、神戸へ行った。そこは、移民の記念館があった。そこは、北野坂のだらだら坂になっていた。田舎は、坂があまりなかった阿野で、どんなに、心細かった打量といっていた。中は、古い船室になっていた。今は、大きなブルが立っているが、当時は、そこから、海が見えただろうか。本とは、このまままっすぐ行けばブラジルだ、そんなことも話しただろうか。しかし、船は、インドに向かう。夢を飼ったタ乙津産にどんなにみんな希望に燃えていただろうか。そこには、しゃしんのの落書きが勝てあった。
芳川さんが、田中君の叔父さんから聞いたところでは、両親と、子供三人で行ったらしい。
芳川さんのタ穴家訓の話では、長男の田中君とはあまり遊んで田舎ttが、一つ下の弟と気があって、好きだったことを思い出したといっていた。
田中君は、ブラジル丸に載った可能性が合った。作品は、4年田中とだけ読めた。それから計算してわかった。インドへ向かったのだ。ブラジル丸の模型もあった。落書きがあり、夢にあふれていた。
ぼくらは、長い間見ていた。
パパは、言った。父王圧母親は、子供たちのため二系移して、日本に帰らない気持ちで出て行ったんだ。
たとえば、現代では、こんなことがある。ちちおやが事業に失敗したり、リストラされて、自分で死ぬことがある。そんな時、残された家族は、深く木津着いてしまうんだ。どういて家穴かあっただぢtr、ド鬱していってくれなかったんだ。こんなことをいると申し訳ないけど、どうして話しああわな買ったんだろうということもあるのだろうか。社会の現象として、パパは、「個話」ということを言った。それは、パパの作った言葉だ、家族親子が話しあわなくなったのは、固執が与えられたかあらだと言われている。次に、せいかつがばらばらになり食事間もそろわないので、個食だ亜。次に、小学生で模型ターを主対うになり、家庭で話し合わなくなったので、子和というわけだ。
便利なものが、文明機器と言うものだそうだが、それらが、人間をさびっしくしている。
昔、ぜんいんがまずかったので、裕福になりたいと言う夢が会った。そこで、日本で、いい他ゲラレタ人、たん裕福になるきっかけがない一倍、現代、父親が、一生懸命働いているのに、家族のためにと言う言い訳は通じなくなっている。家族が冷ややかなのはアド鬱してだろうか、
それは、せいかつっ水準形かあくなっているのに、仕事をしかしないからだろうか。父尾あやとの距離はどんどん離れていくと言うと言うのだ折るか。このままでは、家庭と家族はいらなくなるホそれがある。好きなものが親子になることだって起こるかもしれないとパパは言った。それじゃ、生活水準が上がれば、家族はばらばらになるのはお子悪しい、個室、個食,個話でだめになるほど弱いものかと悩んでいた。
語句は、それ以上は和歌あらなかったので、何も言わなかった。
御飯を食べているとき、電話が鳴った。それは、パパの友達で、警察署著をしている、塚田さんからだった。パパが出た。「場かなあことを言うじゃないとパパは大きな声を出していた。ぼくは、緑を見た。緑が心配sぷにしていたのだ。それで、ママにきった。何が会ったの。わからないわとママも心配そうだった。
パパが食卓へ座った。だれも何も言わなかった。明日、警察へちょっと言ってくるといったに。何かの間違いだから。心配しなくてはいいよ、といった。
僕は、場多少額4年なのに、なぜこうなったか。パパの保護者にさせられたところもある。教育とは話し始めた。ちょっとずるいところがあるんだ。
パパは、新聞を見ながら聞いた。チラッと顔を見ると、顔が赤くなっていた。きっと、咳き込みすぎたのだ。純子が僕とパパを見ているのをさえぎりながら、先生が、来週釣りに行かないかといってくれたよ。「へ、」とパパは答えたが、僕の方を見ていた。今日のことを忘れていないなと言う声が聞こえた。猫のピカソのこえだ。纜綱は、解かれたのだ!ぼくは、急いで用意した。
ママは、病院へ行かなくてはならない。パパとぼくは、しばらくいないので、のぞみも連れて行くらしい。
「気をつけていくのよ。
「わかった。
パパの言うことをよくきいて、パパを助けて、
わかった
絶対、生水を飲まないで。
わかった
おいしい水も、
日本人に合わないかももしれないじゃない?
日本のどこかへ行くんだよ
わかってるわよ
それじゃね
ママはのぞみと出て行った。
ぼくは、心臓がパクパクして、口から出そうだった。
パークサイド病院では、心臓はどきどきしたが、パパといると、心臓は、大変だと思った。
玄関を出たとき、さわさわと言う音が聞こえた。隣の庭に小さな竹やぶが、風になっているのだ。雲も、楽しそうに流れている。春がきているのだ。そして、ぼくたちも、出て行くのだと思った。
船絵の上であった青年が、僕たちの方へ近づいてきた。
「ブラジルへ行かれるのですか」
「そうです」
「向こうに、親戚でも?」
「田中君という友達に会いに行くんです」
僕は、田中君が、当う名前で、実家へ行きました。