「 長編」 一覧
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田中君をさがして(14)
2016/04/04
「一回ですむからさ」 「心配をかけないように、なるべく家の人に言わないようにしてくれないか」 ぼくは、とても悪いことをしているような気がしてきた。 ぼくが、いや ...
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田中君をさがして(15)
2016/04/03
「怖くなれば、すぐ戻ってくればいいよ。無理をすれば、今後、悪い影響が残ってしまうからな。恥ずかしいと思うことはないし、みんなを気にすることもない。目的は、自分の ...
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田中君をさがして(16)
2016/04/02
先生は、自分に都合が悪いときや、気弱になると、攻撃的になる傾向がある。 ところがである。あのキス事件が起きた。 いっしょにいた富田も、ぼくも、何か重大なことを目 ...
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田中君をさがして(17)
2016/04/01
「じゃ」と立ち上がって、ゆっくり歩いた。みんなが、ぼくを見ているのを感じて、最初の階段を登った。 踊り場の上にある窓ガラスは、かなり汚れていたが、斜めに割れたと ...
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田中君をさがして(18)
2016/03/31
そのなかに、夜、口笛を吹くと、魔ものを呼び寄せるという言い伝えがあったことを思いだしました。 その本には、経験から出てきた迷信やことわざも多くて、科学的に説明で ...
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田中君をさがして(19)
2016/03/30
でも、今日、勇気について教えてもらいましたから、元気を出して、新しい道を進めそうです」と、つけくわえた。 ぼくは、それを聞きながら、パパとぼくがやったことが、大 ...
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田中君をさがして(20)
2016/03/29
パパは、午後6時ごろに、病院へ行った。きっと、いろいろ考えて、準備をしていることだろう。 ぼくも、その日は、朝から、どきどきして、苦しかった。明るいときでも、一 ...
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田中君をさがして(21)
2016/03/28
谷田は、同級生の女子が、「火の玉コース」を選んだので、意地になって、「墓場コース」を決めたのだろう。 ぼくは、今回も、助手の仕事に専念して、コースを回らないこと ...
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田中君をさがして(22)
2016/03/27
しばらくすると、最初に行った5年生が、警官といっしょに下りてきた。 彼も、何ごとが起きたのだろうというような顔をしていた。 しかし、警官がいたので、何も言わなか ...
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「パパとぼくの冒険」一章
2016/03/27
ゴォー、ゴォーという音がしている。 ぼくは、何の音だろうかと、目を開け、耳をそばだてた。 雲が、ものすごい勢いで、飛んでいる。 雲は、何重もの層になっていて、層 ...